楽天モバイルのRakutenCasaが届いたので設置、wifiルーターとしてもそこそこ使えそうです

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楽天モバイルのRakutenCasa先日申し込んだ楽天モバイルの「RakutenCasa」が届きました。
楽天モバイルユーザーなら実質無料で手に入るwifiルータみたいなものです。正確には、小型室内アンテナ(フェムトセル)で、楽天モバイルの小型基地局の設備です。
「RakutenCasa」を既存の光回線ルータに接続すると、楽天モバイルの電波とネット接続するためのwifiの電波の両方が出力されます。

wifiルーターとして使う

楽天モバイルのRakutenCasa(楽天Casa)

rakutecasabox.jpg

箱を開けると中身はシンプルでした。本体+LANコード+電源だけです。

rakutencasawifi20210317.jpg

wifiルータとしては割と大きなサイズです。
小型室内アンテナ(フェムトセル)なので、携帯電話用のアンテナなどの設備が内蔵されている分が大きいのかなと思いました。

rakutencasaurawifi20210317.jpg

接続は簡単でした。LANケーブルをモデム一体型ルータに接続し、電源を入れるだけです。

接続図はこんな感じです。

rakutencasalan.jpg

上記の図は
https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/rakuten-casa/
から引用しました。

スマホでwifiに接続してみました。

wifispeedrakutencasa.jpg

そこそこの速度がでていますね。

楽天CASAの基本スペック

サイズ 約 28.6cm(幅)×約 7.0cm(奥行)×約 18.7cm(高さ)
重量 約1.2キロ 消費電力 22W以下
色 ホワイト/ブラック
最大同時接続数 LTE:16台 Wi-Fi:30台
Wi-Fi規格 2.4GHz (11b/g/n) 、5GHz (11a/n/ac)
Wi-Fi最大通信速度 5GHz:867Mbps / 2.4GHz:300Mbps

wifiルーターとして使うには少し非力かもしれません。IPv4接続でwifi5までの対応らしいので、IPv6接続でwifi6対応でないと嫌だという方には物足りない性能です。

しかし、wifiでの接続台数が30台までと多いのが魅力です。2018年ころまではwifiルーターで接続できる最大台数はだいたい10台まででした。パソコン、スマホだけでなく、テレビやFAX複合機、AIスピーカーなど接続する端末が増えたことで、トラブルを起こしている例も増えています。

現状で利用しているwifiルーターと併用して、回路を分散して、接続可能な端末を増やすことで、接続を安定させる効果が見込めそうです。

また、飲食店やサービス業などで、来店客に提供するwifi用に使うならちょうどよい性能のような気がします。

楽天CASAの申込み条件など

申込み条件があります。

・楽天モバイル(楽天回線)を契約していること
・楽天回線対応製品を使用していること
・楽天モバイルが指定するインターネット回線を契約し、開通していること
・楽天モバイル(楽天回線)に登録している住所にRakuten Casaを設置すること
・Rakuten Casaの設置規約および重要事項説明書にご同意いただくこと
・楽天モバイルを解約したら機器を返却すること
・申し込み時に事務手数料3000円を支払うこと

月額費用は無料、初期申し込み時のみ3000円かかります。設置後に動作確認され、その後3000円は楽天ポイントで還元されます。だから実質無料となります。

詳しくは
https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/rakuten-casa/
をよく読んで、ご確認ください。