鋼の錬金術師(FULLMETAL ALCHEMIST)全64話を鑑賞、はっと気づかされる名言が多いアニメだった

この記事は約3分で読めます。

鋼の錬金術師(フルメタルアルケミスト)「鋼の錬金術師」というアニメの名作がある。もともとは2000年代に連載していたものだが、昨年(2019年)4月にブルーレイディスクで発売された。そのタイトルは「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」になっており、この年末年始にかけてアマゾン・プライムで視聴することができた。全64話で合計視聴時間は約27時間にもなる大作である。
物語は約200年前の産業革命時期のヨーロッパを題材として展開する。エドとアル、二人の兄弟が錬金術で禁忌を犯した。そして失われた体を取り戻すための旅に出た。旅の過程で様々な困難や強大な敵が現れるが、仲間と協力しながら撃破していくというストーリーである。

鋼の錬金術師(FULLMETAL ALCHEMIST)

「鋼の錬金術師」はアニメの名作

alchemistdvd.jpg

https://www.hagaren.jp/fa/より

鋼の錬金術師は名言が多い

鋼の錬金術師には名言が多く、心に残る言葉が数多くあった。

鋼の錬金術師 名言

http://phoenix-wind.com/ranking/vote/vote_hagaren.phpより引用

たしかにこの身体だと不自由なことはたくさんある
だけど不自由であることと不幸なことはイコールじゃない
哀れに思われる言われはないよ!

この言葉は、肉体を失い鎧に魂を定着させることで生きているエルリック兄弟の弟のエドが、傷の男スカーに対して発した。

不自由と不幸は違う。という力強い言葉だ。

人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない
何かを得るためには同等の代価が必要になる

等価交換という言葉がよく使われている。錬金術の原則は等価交換であり、無から有を生み出す魔法ではない。錬金術は科学である。何かを得るためには同等の対価が必要であるという考えは哲学的でもある。

痛みを伴わない教訓には意義がない
人は何かの犠牲無しには何も得ることには
出来ないのだから
しかし
その痛みに耐え乗り越えた時
人は何物にも負けない強靭な心を手に入れる
そう鋼のような心を……

エルリック兄弟の兄であるエドの名言も多い。

そしてエドとアル、二人の兄弟がたどり着いた境地は、

見えない所でも
本当にたくさんの幸せをいただいていた事に気付きました
だから今度は僕らが幸せを返す番だと思うんです
10もらったら自分の1を上乗せして11にして次の人へ渡す
小さいけど僕達が辿りついた
「等価交換を否定する新しい法則」です
これから証明していかなきゃいけないんです

ということだった。

等価交換ではなく、自分が1つ上乗せして恩返しをするということ。

これから証明していくという言い方がまたにくい。

なかなか面白いアニメだった。スクエアエニックスとしてはコミックとして最大の売上を誇る名作だというだけのことはある。

鋼の錬金術師のストーリー

以下の「各話リスト」はhttps://ja.wikipedia.org/wiki/鋼の錬金術師_FULLMETAL_ALCHEMISTから引用した。

alchemistlist.jpg