迷惑メールの送信元が自分のメールアドレスだとしてもヘッダ解析でfromのIPアドレスを調べると違うことがわかる

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メールのヘッダ解析送信元のメールアドレスが自分のメールアドレスという迷惑メールが増えている。送信元が自分のアドレスだと迷惑メールフィルタをすり抜けて届くことが多いので困りものだ。しかも「あなたのアドレスをハッキングした」という内容だったりするとどっきりすることがある。そんなときはメールのヘッダ解析をして、本当の送信元がどこなのか調べてみよう。

▼届いた迷惑メールの送信元は自分のメールアドレス
bzmeiwakumailhead.jpg

このメールのヘッダを解析してみると…

sousinmotoip.jpg

fromのところに表示されているIPアドレスが「177.190.70.85」になっている。このIPアドレスをIPひろばなどのIPアドレス調査サービスで調べてみると、送信元の国はブラジルである。

ipbzsousinmotoip.jpg

自分が使っているレンタルサーバがあたかも乗っ取られたかのような誤解を受けるが、冷静に調べてみると単なるなりすましの詐欺メールだということがわかる。

このメールのヘッダ解析は秀丸メールであれば簡単に調べることができる。

hidemarumailheadkaiseki.jpg

念のため、Googleのメールヘッダ解析サービスでも調べてみる。

googleheadkaiseki.jpg

Googleのメールヘッダの解析サービスは
https://toolbox.googleapps.com/apps/messageheader/analyzeheader

ヘッダをコピペして貼り付けるだけで簡単に調べることができる。
この使い方はhttps://dm2.co.jp/blog/4411にて紹介しているので興味あるかたはその記事を御覧ください。