五郎島金時の農家からサツマイモの苗を譲っていただいた、明日朝マメジンの畑に植える予定

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サツマイモの苗五郎島金時の生産農家として有名なかわにさんからさつまいもの苗を譲っていただいた。五郎島金時は高系14号という品種のさつまいもである。高系14号は西日本で広く使われており、徳島県の「なると金時」をはじめ、宮崎県の「宮崎紅」、鹿児島県の「べにさつま」、高知県の「土佐紅」、千葉県の「大栄愛娘」などのブランドはすべて同じ品種である。しかし、同じ品種の高系14号でも、各地で独自の品種改良や栽培マニュアルがあり、かなり差別化され別ブランドとして認識されているのが現状だ。たとえば、五郎島金時は、「船底植えをする」とか「マルチを使わない」とか「生産や出荷の時期が決まっている」とか「認定された生産農家しか名乗ってはいけない」などの取り決めがある。

というわけなので、我々(マメジン)が植えるサツマイモは同じ高系14号でも「五郎島金時」とは名乗れない。

五郎島金時の苗

それでも、我々にとっては金沢で由来ある加賀野菜の「五郎島金時」である。

自分たちの畑で栽培し、自分たちや家族で消費する分には「五郎島金時」といっていいだろう。この五郎島金時の苗は、明日、マメジン自由が丘の畑に定植する予定である。