Instagram、X(旧Twitter)、YouTube、TikTok…いまやSNSを使えば、誰でもすぐに情報発信ができる時代になりました。SNSは無料で使えるのにとっても便利なツールです。とくに創業時のビジネスにこれほど心強い味方はありません。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。「そのSNSは本当にあなたの“資産”になっていますか?」。ちょっとうまくいくとすぐに誰かに真似されてしまう構造ですよね。そのような借り物生活で自己実現できますか?
SNSに頼るだけのビジネスは、不安定な“借り物生活”
SNSやECモールは、例えるなら「商店街の一角を間借りしているようなもの」です。集客力はありますが、ルールは大家(=プラットフォーム運営企業)次第。あなたの商売の命運が、自分以外の誰かの判断で大きく左右されるのです。
SNSの不安定さ、感じていませんか?
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アルゴリズムの変更に振り回される
「最近、投稿しても全然見られない…」という経験はありませんか?SNSの表示ルールは頻繁に変わり、何の前触れもなくリーチ数が激減することがあります。 -
アカウント凍結のリスク
規約違反の判定はAIや運営側の判断で突然下されることも。これまで築いてきたフォロワーも、投稿も、問答無用で消える可能性があります。 -
“情報が流れてしまう”構造
SNSは基本的に「フロー型」のメディア。投稿は一時的に話題になりますが、過去の投稿はすぐに埋もれてしまいます。コツコツ積み重ねても、資産にはなりにくいのです。
ホームページは「本社ビル」。信頼・価値・資産を育てる土台です
なぜ、自社ホームページが重要なのか?
SNSやモールに比べ、自社ホームページは「自分の土地に建てた本社ビル」。つまり、ルールも設計も自由で、すべてを自分の意思でコントロールできる場所です。
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検索しても出てこない会社は信用されにくい
商談前や採用面接前に、相手が会社名を検索するのは当たり前。そのときに公式サイトがなければ、「ちょっと不安だな」と思われても仕方ありません。 -
独自ドメインは“信頼の証”
特に「.co.jp」ドメインは、日本で登記された法人でないと取得できません。これは取引先や銀行、行政機関に対しての信頼感につながります。 -
24時間365日働く営業マン
ホームページはあなたが寝ている間も働いてくれる営業担当。商品やサービスの詳細、FAQ、お問い合わせフォームまで、自動で対応してくれます。 -
優秀な人材も集めやすくなる
ある調査では、求職者の99%が応募前に企業のサイトをチェックし、8割以上が「ホームページがない会社は不安」と感じているそうです。採用活動にも直結するのです。
ホームページは「ブランドを育てるお城」
自社サイトがあることで、「自分たちがどんな会社で、どんな価値を提供しているか」を自由に伝えることができます。
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想いやストーリーを伝えられる
創業のきっかけ、商品に込めた想い、お客様の声……SNSでは断片的にしか発信できない情報を、しっかりと整理して届けることが可能です。 -
UX(ユーザー体験)を設計できる
デザインや導線、写真やフォントまで、自社の世界観を反映できるのがホームページの強み。「この会社、丁寧だな」「安心できそう」と感じてもらえる体験を作れます。
SNSやモールはやめなくていい。「ハブ&スポーク戦略」で最大化!
では、「SNSやモールはもう使わない方がいいのか?」
答えはNOです。そういう単純な2択の話ではありません。
SNSも自社ホームページも両方やりましょう!
独自ドメインのホームページをメインのWEBサイトとして、ブログや複数のSNSを3階層で運用するのがもっとも安定的にアクセスを集めることができます。
「ハブ=自社サイト」「スポーク=SNS・モール」
このモデルでは、すべての情報の中心を自社ホームページに置き、そこへSNSやECモールから人を誘導するスタイルをとります。
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SNSは「興味を引く入口」
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ECモールは「今すぐ買いたい人向けの即売所」
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ホームページは「信頼を深め、ファンに変える場」
このチームプレーを構築しておけば、たとえSNSのアカウントが凍結されても、全てが消えることはありません。
ホームページは、意外とリーズナブルに始められる
初期費用の選択肢は広い
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DIY型(Wix、ワードプレスなど):月額数千円〜。専門知識がなくてもOK
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制作会社・フリーランスに依頼:10〜100万円程度。ブランドイメージを形にできます
維持費は年間1〜2万円程度
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ドメイン:1,500〜5,000円/年
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サーバー:500〜1,500円/月
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SSL証明書:無料が主流
20万円の売上に対するECモールの手数料(10%)と同じくらいの費用で、1年中働く「本社ビル」が持てると考えると、かなりお得だと思いませんか?
今日からできる!3ステップで始めるホームページ活用
ステップ1:「会社の顔」を作る(ローンチ期)
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独自ドメインを取得
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会社概要・事業内容・問い合わせページを用意
ステップ2:お客様を集める「情報基地」に(成長期)
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ブログやコラムをスタート
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検索に強い記事を蓄積し、アクセスを増やす
ステップ3:集客・販売を自動化(スケール期)
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EC機能を導入(ShopifyやBASEなどを活用する手もあります)
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顧客管理やメールマーケティングでリピート率UP
結論:未来を守る「最初の一歩」は、自社ドメインの取得から
SNSやモールだけでは、ビジネスは不安定になりがちです。自社ホームページを持つことは、「信頼を築き、資産を育て、ファンを増やし、未来の価値を守る」ための、最も確実な第一歩。
独自ドメインを取得する
今日できるアクションはたったひとつ。
「yourcompany.com」などの独自ドメインを取得すること
それが、あなたの会社の未来を変える最初の投資になります。
レンタルサーバーを使う
独自ドメインをどこで取得するかですが、レンタルサーバーを使えば、初心者でも割と簡単にスタートすることができます。
レンタルサーバーとは、ホームページの場所を提供してくれるインターネット上のコンピューターです。独自ドメインの取得、ワードプレスのインストール、独自ドメインメールの運用など、ワンストップでいろんなことができます。
おすすめはエックスサーバー
企業がWordPressでサイト運用をするのなら、エックスサーバーを活用するのが安定していてもっとも無難な選択です。WordPressの簡単インストール、高速表示が特徴です。当社はエックスサーバーをメインにしています。
新規契約でもサーバー移転でも、エックスサーバーに興味があれば上記のリンクから仕様をご覧になってみてください。
※上記のリンクから契約までいくと少しお得になるようです。
なお、私にもなんらかの特典があるようなので、契約するときのリンクはぜひ上記のバナーからおねがいします(笑)
独自ドメインの取得方法について
ワードプレスについて

エックスサーバーだとワードプレスの表示が高速なのでストレスを感じません。
他のレンタルサーバー
当ブログでは、他のレンタルサーバーの紹介もしています。
https://www.dm2.co.jp/blog/category/itweb/server
さくらインターネット、ロリポップ、コアサーバーあたりもおすすめです。
レンタルサーバー会社を契約してから、独自ドメインを取得し、ワードプレスをクイックインストールして始めるのがよいステップです。

この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
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