北陸三国志ネット交流会の工場見学会先はIT経営力大賞奨励賞を受賞した株式会社気谷さん

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株式会社気谷さん工場見学会北陸三国志ネット交流会で、IT経営力大賞奨励賞を受賞した株式会社気谷さんの工場見学を行なった。石川県内だけでなく、福井県、富山県からも参加者が集まり、総勢13名となった。
見学先の株式会社気谷さんは石川県かほく市木津に本社および工場があり、2キロほど離れた高松に加工を行なう物流センターがある。本社、高松物流センターの順に見学し、高松物流センター2階会議室で意見交換会を開いた。株式会社気谷の越野勤専務からの企業概要やこれまでの取り組みの説明を聞いた後、質問と意見交換の時間になったが、質問が途切れず、大きな気づきをいただいた。とても盛況で活気ある勉強会となった。
視察を受け入れてくれた株式会社気谷さん、ありがとう。感謝。

北陸三国志ネット交流会

IT経営力大賞奨励賞を受賞した株式会社気谷さん

ゴムひもを作る機械が高速回転しているところ(株式会社気谷の工場見学の際に撮影された動画)

ゴムひもを作る機械はたくさんのボビンが高速回転している。 この機械がずらりと数百台規模で並んでいる光景は圧巻だった。

越野勤専務 株式会社気谷の工場内を案内してくれた越野勤専務。

株式会社気谷さんは、ゴムひも製造工場

株式会社気谷さんは、ゴムひも製造工場であるが、関連する加工縫製などにも手を広げており、数年前に新設した高松物流センターは加工や縫製を主とした工場でもある。デザイナーも複数名いて商品開発にも力を入れている。パートさんを含めた従業員数は約50名とここ数年で倍近くに増えている。

しかも、全員日本人である。縫製や繊維関係の工場では中国人など外国人研修生を9人(3人×3年)で受け入れ、事実上の労働力としている町工場的が多いが、株式会社気谷は全員日本人で、しかも若いスタッフが多い。

高松物流センターには約20名いるが、見たところの平均年齢は20歳台。すごく若々しく、これからますます伸びそうな勢いを感じる。

株式会社気谷の高松物流センターで意見交換会

株式会社気谷の高松物流センターで意見交換会工場内を見学した後に、株式会社気谷の高松物流センターで意見交換会。熱い質問が飛び交いとても濃い内容だった。

株式会社気谷さん工場見学会

今回の参加者全員で記念撮影。

コメント

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