ワードプレスで作成したブログサイトの表示速度はキャッシュ作成プラグインを使うと高速化する

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サイトの表示速度 ワードプレスの弱点は表示速度の遅さ。MT(ムーバブルタイプ)で生成した静的ページに比較するとどうしてもWEBの表示速度が遅くなる。表示を高速化するプラグインがいくつかあったので試してみた。評価が高かった「WP Super Cache」と「Quick Cache」の2つを試してみた。この高速表示プラグインの基本的な動作は、WEBサーバ上で動的生成するワードプレスのページをキャッシュ(記憶)し、次回からそのキャッシュを表示させることで、全体の表示時間を早くするというしくみである。設定によってはあまり高速化しないので微妙なチューニングが必要になる。

キャッシュ作成プラグイン

WP Super Cache

なお、この2つでは設定画面が日本語化されている「WP Super Cache」のほうがわかりやすい。以下の説明や表示速度データは「WP Super Cache」を試用したときのものである。

効果測定には「http://gtmetrix.com/」というWEB表示速度を評価するWEBサービスを使った。評価したのは「https://sindan.org/」で、ワードプレスで100ページ弱の小規模ブログである。トップページに多数の写真を配置しているため、表示が遅いのが難点な蕎麦の紹介サイト。なんとか表示速度を向上させたかった。

高速化プラグインなし

まずは、高速化プラグインを入れていない状態を測定した。
▼評価は「D」と表示が遅いことを表している。(ABCDEの順で評価されている)
Soba_speed_01

高速化プラグインあり

ワードプレス高速化プラグインの「WP Super Cache」を使った結果は以下のとおり。
▼評価は「C」になり、少しだが表示速度が向上している。
Soba_speed_wpcachejpg
▼「WP Super Cache」の管理画面は日本語なのでわかりやすい。
Wpsupercache

高速化プラグインは少しだけ有効

高速化プラグインの評価はまあまあ。劇的というほどではないが表示速度はたしかに速くなっていることが確認できた。
ただし、設定をうまくしないと速くならないし、設定にはややこしいところがある。「Mod_rewrite」や「CDN」の設定は慎重に行なう必要がある。うまく設定できないと表示自体に不具合が起きる可能性があるので注意が必要である。