JDLAの第1回AIテストに合格しました(JDLA Generative AI Test 2023)※2023年6月28日発表

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JDLAの第1回AIテストに合格しました先週の土曜日(2023年6月24日)午前に受験した「JDLA Generative AI Test 2023」の結果が、本日13時に発表になりました。試験結果はWEBにて受験者個別に連絡が来るというしくみのようです。JDLAのマイページをおそるおそる開いてみたら「合格」という文字があり、ほっとしました。
このテストはWEBでのオンライン試験ということもあり、合格証が発行されませんので証拠画像をこのページに掲載しておきます。ま、自分自身の備忘録ということでご理解ください。(自慢しているわけではありません、恐縮ですがご理解のほどおねがいします)

JDLA Generative AI Test 2023

受験結果は合格

JDLAのマイページに試験ごとの結果が発表されています。

試験結果レポートというPDFをダウンロードすることができますので、ダウンロードしました。その一部はこんな感じです。

試験結果レポート

分野別スコアが公開されているので、そのデータから正解数を逆算してみました。

分野別スコア
1.生成AIの技術 正答率:85 %→7問中6問正解
2.生成AIの利活用 正答率:85 %→7問中6問正解
3.生成AIのリスク 正答率:66 %→6問中4問正解

分野別ではリスクに関する出題で2問間違えているのが自分としては課題ですね。

結果的には、20問中16問正解で正答率80%(80点)ということなので、想定されている合格ラインの正答率75%を超えることができてよかったです。しかし、ぎりぎりですね。ややこしい問題が多かったのであと2問間違えていたら不合格だったかもしれません…。

なお、個別の問題ごとに解説がついていましたが、その解説は公開不可という注釈がありましたので、私としては試験内容に関して公開できる情報はここまです。

合格者にはオープンバッジが授与されます

JDLAのAIテスト合格者にオープンバッジが授与されることになりました。

JDLAの第1回AIテスト合格者にオープンバッジが発行されました(今後AIテスト合格者にもオープンバッジ発行)
JDLAのAIテスト合格者にオープンバッジが授与されることになりました。AIテストとは、「Generative AI Test」という名称で、生成AIに関する正しい知識を確認するためにJDLA(日本デープラーニング協会)が実施している公式な試験です。 第1回のAIテストは2023年6月24日に実施され、私は合格することができました。AIテストはオンラインで完結することもあり、紙の合格証書が発行され...

第1回の試験実施時にはオープンバッジの件は決まっていなかったようですが、第2回の試験開催を知らせるさいにオープンバッジ授与の発表がありました。第1回合格者には遡って授与されたということですね。ありがたいです。

試験範囲について

「JDLA Generative AI Test 2023」が正式名称で、この試験範囲(シラバス)はJDLAの専用ページにて公開されていす。「生成AIに関する基礎知識を有し、適切な活用方針を決定できるかどうか」を確認できるという趣旨の試験です。

・生成AIについて、おおよその構造や仕組みが理解できている
・生成AIを活用する上で、知っておくべきことが理解できている
・生成AIを活用する上で、注意すべきことが理解できている
・生成AIの活用法がイメージできている

このような方が受験対象ということです。

当方のブログ記事でも何度かふれていますので、この試験の関連記事を紹介しておきます。

生成系AIに関する知識を確認するための公的な検定試験が2023年6月24日に実施されます
生成AIを適切に活用する能力や知識を検定する「JDLA Generative AI Test 2023」という検定試験が実施されます。主催は一般社団法人日本ディープラーニング協会(通称:JDLA)という公的な機関なので、現段階で生成系AIに関するエキスパートというか一定の知識を証明する試験としては日本初でしょう。 興味ある方は学習ついでに受験してみてはいかがでしょうか。
生成系AIに関する試験「JDLA Generative AI Test 2023」のシラバスから試験対策の重要用語集を作成しました
明日(2023年6月24日)、生成系AIに関する「JDLA Generative AI Test 2023」という試験が実施されます。実施主体は一般社団法人日本ディープラーニング協会(通称:JDLA)という公的な機関です。現段階で生成系AIに関する知識を証明する試験としてもっとも権威があるパスポートになるかもしれません。 その試験範囲(シラバス)から重要な用語をピックアップし簡潔な解説をまとめた用...

出題された問題はほぼシラバスどおりですが、曖昧な知識だと答えられないようになっています。エンジニアではない人達にとってはなかなか手強い試験だと思います。

生成系AIに関する公的な資格というか試験はこれまでありませんでしたので、日本初の生成系AIの知識を認定するテストではないかと思います。第1回めのテストに合格できてよかったです。

G検定、E資格もあります

また、本格的にAIの学習をするなら、G検定、E試験というさらに上のレベルの検定試験があります。今回のAIテストでは物足りないというような意識が高くもっと挑戦したい方にはG検定、E試験をおすすめします。

資格試験について
当協会の実施する、資格試験について

にて試験概要が公開されていますので参考までに。