AIDMAからAISASへ、AIDMAの法則(アイドマの法則)からAISASの法則(アイサスの法則)へ消費者行動変化

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AidmaAIDMAの法則(アイドマの法則)は、消費者の心理と行動を説明したモデルである。
マーケティングの世界では長らく使われてきている。他にもいくつかの消費者の購買心理の流れを表わすモデルがあったが、今でもそこそこ使える生き残った有用な法則だ。
ただし、WEB購買においてはあらたな法則が提唱されている。それがAISASの法則(アイサスの法則)だ。宣伝会議という広告業界の出版社からの書籍で発表されている。今週号の日経ビジネスの記事にも紹介されていた。

AIDMAとAISAS

AIDMAの法則

AIDMAの法則(アイドマの法則)は、消費者の心理と行動を説明したモデル。
A(Attention:注意を引く)
I(Interest:興味をもつ)
D(Desire:欲求をもつ)
M(Memory:記憶する)
A(Action:行動、購買する)

文字通り、頭文字をとってAIDMA(アイドマ)と呼んでいる。

▼参考記事
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/AIDMA

インターネットビジネスは「AISASの法則」

AISASの法則(アイサスの法則)とは秋山 隆平氏と杉山 恒太郎氏が宣伝会議の「ホリスティック・コミュニケーション」という本の中で話している。インターネットの登場により、消費者の購買心理や行動は変化しているというものだ。

AISASの法則(アイサスの法則)
A(Atention:注目する)
I(Interest:興味を持つ)
S(Search:調べる)
A(Action:行動、購買する)
S(Share:情報を共有とする)

サーチエンジンの隆盛が利用者の行動を変えた

AIDMAの法則(アイドマの法則)は現在でも使える法則だが、AISASの法則(アイサスの法則)であらわされる消費者行動があることも事実だ。この消費者心理の変化は、見逃せない。

サーチエンジンの利用が消費行動を変えたという点では注目すべき視点だ。

コメント

  1. ごん より:

    今月、電通から発表された「ネットアクティブ男女の情報&消費生活」と題した報告書にこのAISASという表記が既にありました。 発案者は電通の方ではないですか?

  2. 遠田幹雄 より:

    ごんさん、どもども。
    さすが詳しいですね。実は著者の秋山隆平氏は電通(の関西だったか…(^^;)の局長です。ですから出典が電通といっても間違いでないと思います。
    宣伝会議のホームページで書籍紹介がされていますが、発売は2004年1月。すでに2年近く経過しています。http://www.sendenkaigi.com/hanbai/book/holistic.html

  3. ヤフーはインタレストマッチ広告でグーグルはモバイル広告とDMを送ってきた

    ヤフーからは「インタレストマッチ」についてのオンラインセミナー案内のDMが届いた。12月17日の夕方に動画配信されるセミナの案内でタイトルは「60分でわかる!はじめてのインタレストマッチ」。参加無料だが事前登録が必要なようだ。一方、グーグルからはアドワーズのDMが頻繁に届いているが、先日はアドワーズモバイル広告用の1000円お試し券付きのDMが届いた。…

  4. AIDMAの法則(アイドマの法則)からAISASの法則(アイサスの法則)へ消費者行動が変化

    AIDMAの法則(アイドマの法則)は、消費者の心理と行動を説明したモデル。 A(Attention:注意を引く) I(Interest:興味をもつ) D(Desire:欲求をもつ) M(Memory:記憶する) A(Action:行動、購買する) マーケティングの世界では長らく使われてきた。他にもいくつかの消費者の購買心理の流れを表わすモデルがあったが、今でもそこそこ使える生き残った有用な法則だ。……