本日(2月25日)は、辰口にある石川ハイテク交流センターにてAIセミナーの講師をさせていただきました。主催がICT研究開発機能連携推進会議(HIRP)で、ISICOや能美市の協賛で開催されています。
公的機関主催ということで安心感もあったのでしょうね、大きな会場で多数の来場者がありました。ありがとうございます。
大きな会場でセミナー講師をさせていただきました
辰口の石川ハイテク交流センターが会場でした


ISICOさんから講師打診を受けて企画を進めたAIセミナーでした。当初の定員は30名ということでしたが、なんと申し込みが70名以上ということで、大きな会場に変更になりました。
会場は220名収容の大会場でした

会場に来て、びっくりです。通常のセミナー会場とは違う異空間でした。大きな会議だったりシンポジウムで使うようなホールで、すり鉢状になっている会場でした。

本セミナーは、「AIの近未来」というようなテーマを持って実施させていただきました。
単にAIの最新情報を紹介するのではなく、
・中小企業が安全に生成AIを活用するための基本知識
・現場ですぐに役立つ具体的な活用方法
・情報管理や知的財産への配慮
といった実務的な観点を重視して解説を行いました。
生成AIの基礎と市場動向
はじめに、現在の主流である大規模言語モデル(LLM)の仕組みをご説明しました。
生成AIは、「次に来る言葉を確率的に予測しながら文章をつなげている」という構造で動いています。そのため、学習していない事柄については、もっともらしい誤情報を生成する場合があります。いわゆる「ハルシネーション(幻覚)」と呼ばれる現象です。
仕組みを正しく理解することで、過信せず、適切に活用することが可能になります。
また、利用動向についても触れました。従来の検索中心の情報収集から、対話型AIを活用した情報取得へと急速に移行が進んでいます。AIはすでに補助ツールの段階を超え、自律的に作業を支援する「AIエージェント」へと進化しつつあります。
この変化は、業務の進め方そのものを見直す契機となっています。
安全なAI活用のポイントと実演
企業が生成AIを導入する際に重要となるのが、情報管理と契約条件の確認です。
特に、
・入力データが学習に利用されない契約であること
・機密情報の取り扱いに十分配慮すること
は必須条件となります。
中小企業にとって導入しやすい環境として、Google WorkspaceとAI「Gemini」の組み合わせをご紹介しました。契約上、自社データが学習に使用されない点は大きな安心材料です。
また、自社データを安全に活用する手法として「RAG(検索拡張生成)」についても解説しました。
実演(デモ)も実施しました
後半では、「自宅でパン屋を開業する」という具体例を用いて、次のような活用例を実演しました。
・ディープリサーチ機能による商圏調査
・AIを活用したチラシ・ロゴ制作
・Google Meetの録音と自動要約
・Googleフォームとスプレッドシートを連携した受注管理
専門的なデザインや高度な分析スキルがなくても、AIを活用することで業務効率化が可能であることをご理解いただけたのではないかと思います。

上記記事にて詳しい解説があります。
GASによる業務自動化
さらに一歩進んだ内容として、Google Apps Script(GAS)を活用した業務自動化についても紹介しました。
Googleの各種サービスを連携させることで、
・フォーム入力の自動処理
・データの自動集計
・通知メールの自動送信
といった仕組みを比較的低コストで構築できます。
多数の参加者でした

実際に会場には多数の参加者がいらっしゃいました。

プライバシーに配慮させていただき、写真をイラスト化しました。(これはGeminiのアニメイラスト化Gemを使いました)
講演にはデモも実施しました。その後の質疑応答も多くの質疑応答がありました。
シンギュライリティ後の人類はどうなるか?
特に印象深かったのは「シンギュライリティ後の人類がどうなるのか?」というような意図の質問でした。
AI住職のようなものが出てきて、いよいよ人類とAIの関係が大きく変化している中で、AIが人類の叡智を超えたときにどうなるか?という不安があったのでしょう。
私も、AIの進化が早すぎて「不安と期待」が行ったり来たりという心境の毎日です。
AI2027
そこで、「AI2027」というSFのようなエッセイがあることを紹介しました。


これは、元OpenAIのエンジニアの方が書いたシンギュライリティを意図した記事です。AIの急激な進化により、人類は「ユートピア」になるか「ディストピア」になるかの分かれ道に差し掛かっているということを表現しています。
興味がある方は、ぜひご覧になってみてください。
アンケート結果
本セミナーにご参加いただいた皆様からのご意見・ご感想をテーマごとにまとめました。多くの皆様から、AI活用に対する前向きなお声をいただいております。回収されたアンケートは63件ありました。ありがとうございます。

1. セミナー全体の満足度・分かりやすさ
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初心者にも分かりやすい入門的な内容で、AI活用の「いろは」を学ぶ良いきっかけになったというお声を多数いただきました 。
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講師の説明が流暢で分かりやすく、楽しく聴講できたと好評でした 。
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具体的なデモや実例が交えられており、短い時間でも深く理解でき、実務寄りのイメージが掴めたというご意見をいただきました 。
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講師のユーモアを交えた進行について、親しみやすかったというお声の一方で、ストレートな解説の方がさらに良いという率直なご意見も頂戴しました 。
2. AIツールへの理解と関心の高まり
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各種生成AIツール(ChatGPTとGeminiなど)の位置づけや違いが明確になり、大変参考になったというご感想が多く寄せられました 。
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これまでAIを利用したことがなかった方や、限定的な使い方に留まっていた方からも、今後の業務でどんどん活用してみたいという意欲的な声があがりました。
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身近なツールの便利な機能を知ることができ、まずは実際に試してみたいという前向きなご意見をいただきました 。
3. 実践的な活用・ツール連携への意欲
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普段使用しているオフィスツール(Google Workspaceなど)とAIを組み合わせることで、実践的で高度な分析や対策が可能になることに驚きの声があがりました 。
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自動化スクリプト(GASなど)を用いた自作アプリの開発や、業務自動化にチャレンジしてみたいというお声が多数寄せられました 。
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データの収集から流し込みによる分析など、自身の抱えていた課題解決に直結するヒントを得られたというご感想をいただきました 。
4. AI導入への期待と不安・今後の課題
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人手不足を補うための業務改善や改革が可能であると実感し、自ら一歩踏み出す覚悟ができたという力強いお言葉をいただきました 。
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セキュリティやデータの安全性に関する説明があったため、安心して利用できるという評価をいただきました 。
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一方で、AIによる誤回答(ハルシネーション)への懸念や、専門家のサポートが必要だと感じるという不安の声も寄せられました 。
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自社内での具体的な運用方法や現場への落とし込みが今後の課題であるというご意見や、AIの進化により仕事が奪われることへの不安の声もありました 。
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基礎知識がないとついていくのが少し難しい部分があった、テンポが速かったという貴重なご意見もいただきました 。
5. 今後の要望
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他社のAIツールや開発プラットフォームも含めた、より幅広い比較や解説を聞きたいというご要望をいただきました 。
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製造現場など、特定の業界とAIの今後についてのテーマを深掘りしたセミナーの開催を希望する声が寄せられました 。
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今回の内容を踏まえ、さらに詳しい話を聞きたい、実践編を学びたいという今後の継続的な学習意欲を伺うことができました 。
このAIセミナーについて
セミナー開催情報
日時: 2026年2月25日(水) 13:30~15:30
会場: 石川ハイテク交流センター(石川県能美市旭台2丁目1)
参加費: 無料
定員: 30名→実際の来場は70名以上でした
主催: ICT研究開発機能連携推進会議(HIRP)
▼会場「石川ハイテク交流センター」のGoogleマップのリンクはこちらです。
主なプログラム内容
生成AIの基本的な考え方から、以下のポイントを中心に解説・実演が行われます 。
・生成AIの登場と進化、現在のトレンドについて
・主要AIサービスの戦略的違いと、ビジネス利用における注意点
・企業におけるRAG(検索拡張生成)システムの重要性とAIエージェント化について
・実演およびワーク(GoogleWorkspaceのGeminiを使った実演をする予定です)
告知のフライヤー



この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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