金融と経済

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年末資金の緊急融資に「原材料価格高騰対応等緊急保証」が使える、信用保証協会が100%保証

国は「原材料価格高騰対応等緊急保証」を10月31日に実施した。金融機関から融資を受ける際に一般保証とは別枠で、無担保保証で8,000万円、普通保証で2億円まで信用保証協会の100%保証を受けることができる。信用保証協会の100%保証というのは借りる中小企業よりむしろ貸す金融機関にとって大きなメリットである。この制度を使えば、もしも貸し付けた中小企業者が倒産しても、信用保証協会が100%保証してくれ...
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どもどもな経済政策ブログを作成し、よくわかる経済と経済理論/藤田康範 (著)などの参考書籍からレポートする

「どもどもな経済政策ブログ」を作成した。よくわかる経済と経済理論/藤田康範 (著)などを参考書籍として遠田なりに気づいたことをレポートする。まずは経済という言葉について。経済という言葉はeconomyの訳語であるが、こう訳したのは福沢諭吉だった。経済とは、世の中を治め人民を救うことを意味する経世済民(または経国済民)という意味だ。このようなことがわかるだけでも経済はおもしろくなる。「どもどもな経済...
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金融と経済を学ぶために福沢諭吉先生にごあいさつしてから「金融論」と「経済政策」の授業に臨む

金融と経済の授業を受けに慶応大学に来た。2年ぶりの日吉キャンパスではまず福沢諭吉先生の銅像にご挨拶。今日から1週間サマースクールで「金融論」と「経済政策」を学ぶ。近年の金融と経済の動きを学問の視点からあらためて見つめてみたいと考えている。というわけで今日からしばらくは東横線日吉駅界隈に出没しています。宿は武蔵小杉駅近く。
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世界経済論>大国は死重損より関税の増加のほうが多い可能性があり、その場合は関税をかけた保護貿易のほうが国益となる

関税問題は単純でない。大国は小国と結論が違う場合がある。つまり、関税をかけた保護貿易を選択したほうが、国益になる場合があるからだ。自給自足時の国内価格は、自由貿易を選択すると「国内価格2」に低下する。(小国の場合と違い輸入価格までは低下しない)ここで関税をかけると国内価格は上昇し「国内価格1」になる。このとき、輸入価格+関税=国内価格1となる。大国の関税による社会的厚生の変化は、小国のときと違う。...
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世界経済論>関税をかけない自由貿易か関税をかける保護貿易か、関税は死重損を発生させ自国にマイナスの効用となる

自由貿易か保護貿易か。関税の効果を国際経済論の視点で分析すると、社会的厚生(自国の効用の総和=消費者余剰+生産者余剰)はマイナスとなる。よって関税をかける保護貿易はやめ、自由貿易を選択すべき、という結論になる。さて、昨日は15位。今日は何位かな?⇒