世界一希少なコーヒーと言われている「Luwak coffee」を飲んでみました

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luwakcoffee200.jpg世界一希少価値があるコーヒーと言われているのが「Luwak coffee」です。 「Luwak coffee」は「ルアックコーヒー」とか「コピ・ルアックコーヒー」とか、という呼び名らしいです。
映画「かもめ食堂」や「最高の人生の見つけ方」にも登場したコーヒーなので知っている人は知っています。(私は知りませんでしたけど)
豊かな人生を送りたい人やコーヒー通の方々には知名度が高いのかもしれませんね。
なにがそんなに珍しいかというと、「Luwak coffee」は、ジャコウネコの糞の中から出てきたコーヒー豆を拾い出し、抽出して焙煎してできたコーヒーだからのようです。

Luwak coffee(ルアックコーヒー)

コピ・ルアク(インドネシア語:Kopi Luwak)とは、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことです。
「コピ」はコーヒーを指すインドネシア語、「ルアク」はマレージャコウネコの現地での呼び名。ジャコウネコが食べたコーヒーの実の果肉部分は消化されますが、コーヒー豆になる種子の部分は消化されずに糞とともに排出されます。

このコーヒー豆がジャコウネコの腸内の消化酵素や、腸内細菌による発酵作用によって、独特な香りと味わいになるそうです。このコーヒー豆を拾い出し洗浄し選別して焙煎したのがルアックコーヒーです。

へぇ~っていう感じですね。うんうん。

…ということで、うんこから出てきたコーヒーを飲んでみました。(笑)

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実は、海外旅行のお土産としてもらっていたのを棚の奥にしまっていたら忘れていたようです。GWで棚を少し整理していたら、このルアックコーヒーがでてきました。

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「Orgnic natural Agro Product」と瓶のラベルに書いてあります。たしかに自然を感じるオーガニック。ワインでもオーガニックというとトイレのニオイを感じることがありますが、このルアックコーヒーもそうなのか、気になります。

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瓶を開けるとコーヒー豆はすでに粉になっています。かなり微細な状態ですね。香りは、おだやかなコーヒーの香りで、いつもは深煎りを好む私からすると、少しもの足りない気もします。うんこというより、少し上品な香りです。

調べてみると、現地ではルアックコーヒーはドリップせずに、カップにスプーン2杯くらいのコーヒー粉末とお湯を入れ、かき混ぜた後に2分ほど待って、粉が沈殿したあとの上澄みを飲むのが主流だということです。飲み進めていって粉っぽく感じたら、そこまでにして後は捨てるとのこと。

まずはドリップで入れてみました。香りはおだやかで、味わいも軽めでした。少し苦味を感じましたが、深煎りに慣れているせいかちょっともの足りないくらいです。カフェインがだいぶ少ないようなのでおだやかに感じるのかもしれません。ノンカフェインのコーヒーを好む人にはいいのかもしれませんね。

おもしろい体験をさせていただきました。