Shopifyで使うドメインは、メインサイトの独自ドメインのサブドメインがおすすめです

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shopifysubdomain200.jpg通販サイトでShopifyを運用するなら独自ドメインを使いましょう。とくにおすすめなのがメインの独自ドメインのサブドメイン運用です。追加料金無しですぐに設定して使えるのはすごくありがたいですね。
サブドメインとはメインドメインの前に好きな英数字をつけて表示するドメインです。関連あるドメインを物理的にも別サーバーで運用できるのが大きなメリットです。
例として、楽天市場を紹介しますね。楽天はメインのドメインが「rakuten.co.jp」ですが、サブドメインで「travel.rakuten.co.jp」=楽天トラベル、「books.rakuten.co.jp」=楽天ブックス、というように、複数のサブドメインを運用しています。

Shopifyで使うドメイン

Shopifyの通販サイトをサブドメインで運用する方法

まず、メインの独自ドメインをどのサーバーで運用しているかにもよりますので、ここではさくらインターネットの例で紹介します。

ドメイン管理しているサーバーでの設定

さくらインターネットで設定する場合

さくらインターネットのドメインコントロールパネルで運用したい独自ドメインのゾーン情報を編集します。

▼さくらインターネットのゾーン編集画面
sakuradomaincname.jpg

ゾーン編集では「CNAME」を追加します。

ShopifyのCNAMEは「shops.myshopify.com」です。ここでの注意は「shops.myshopify.com.」と最後に「.」がついていることです。

以前、BASEで設定したときの例はこれです。
https://www.dm2.co.jp/2014/02/sakurasubudomein.html

エックスサーバーで設定する場合

エックスサーバーで設定する場合は、DNSレコードの追加をします。

入力できる情報が制限されているので、ボックスの中に適切な値を入れてください。

ホスト名 shop
種別 CNANE
内容 shops.myshopify.com

と入れて保存します。

エックスサーバーの場合は「shops.myshopify.com」の後ろの「.」は不要です。「.」は自動的に付与されるようになっています。このほうがわかりやすいですね。

Shopifyでのドメイン設定

さくらインターネットでの設定が終了したら、今度はShopify側の設定です。

Shopifyの管理画面で「ドメイン」というメニューがあります。既存のドメインを接続する、という欄に自分の独自ドメインで利用したいサブドメインを記入します。

上記の設定で「tohda.com」という独自ドメインのサブドメイン「shop.tohda.com」をCNAMEで設定した場合なら、「shop.tohda.com」を記入します。

shopifydomainsetting.jpg

ここから先は意外にスムーズです。

shopifysubdomain.jpg

ほんの数分で設定が終わりました。SSLも自動的に設定されていました。

shopifysubdomainkanri.jpg

こんな感じで簡単にサブドメインが設定できるのは大きなメリットですね。

なお、Shopifyでは、このような設定は無料で試用している期間中にも可能です。今回はShopifyのパートナーとしてのテストアカウントでストア作成をしましたが、1時間もあればここまでできるので確認が早くていいです。

この記事の関連情報サイトを紹介

ネットショップにドメインを設定・指定する方法をご紹介
https://www.shopify.jp/blog/setting-up-your-domain

外部サービスのサブドメインをShopifyに接続する
https://help.shopify.com/ja/manual/domains/add-a-domain/connecting-domains/connect-subdomain

サブドメインとは?メリット・デメリットやサブディレクトリとの違い、使い分けも解説!
https://shop-pro.jp/yomyom-colorme/72260

ドメインってなに?サブドメインや独自ドメインについて、初心者向けにまとめました。
https://baseu.jp/6906

ドメインとサブドメインの違いがよくわからないという場合は、上記の関連情報サイトをご覧になってみてください。

独自ドメインサイトに買い物かごを埋め込む場合は「Shopify Lite」でOK

実はShopifyは機能が豊富だし、日々日々の進化スピードが早いです。

すでにワードプレスなどで独自ドメインサイトを構築済みの場合は、そのサート内に買い物かごを埋め込むことも可能です。

▼埋め込みかごの例

ジャンボ干物3点盛(お魚料理の柴田屋)
https://shibata-ya.net/archives/2683

この買い物かご埋め込みの機能はこれまでもあったのですが、今年に入り格段に機能がアップデートしています。

もしもこのような埋め込みかごだけで運営したいのなら…Shopifyのフルコースでなくて部分運用でOKですね。そんな利用方法もできるのがShopifyのすごいところです。

それが「Shopify Lite」です。

Shopify Lite
https://www.shopify.jp/lite

ShopifyLiteの解説ページ
https://commerce-media.info/blogs/ec/shopify-lite

ShopifyLiteは月額9ドル(日本円なら約1000円)です。Amazon Payも使えて月額1000円ほどで使えるので神コースですね。

運用方法に制限がありますが、すでにある独自ドメインサイト内にかごを埋め込みたい場合なら、むしろこっちがいいかもしれません。要検討ですね。