新しいチャット型AIサービスのClaude(クロード)が日本語対応になったので使ってみました

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Claude(クロード)Claude(クロード)という生成AIサービスが日本語対応したことでAI業界ではちょっとした話題になっています。Claudeは、Anthropic(アンスロピック)というITベンチャー企業が提供していますが、この企業はOpenAI出身の研究者が中心となって2021年に設立されたといういきさつもあります。すでにGoogleがに投資しており、最近になってAmazonも多額の投資を発表したことで、ClaudeはChatGPTに対抗できるAIサービスとして注目されています。

Claude(クロード)という生成AI

Claude
Talk with Claude, an AI assistant from Anthropic

上記のサイトにてIDを作成するとすぐに使えるようになります。表示は英語オンリーですが、質問や回答は日本語に対応しています。

また、当面は無料で使えるようです。有料契約すると利用できるトークン数が大幅に上限緩和されるなどの特典があります。月額は20ドルということなので、ChatGPTプラスと同じ金額です。

まずClaudeはなんという発音か?

Claudeというのはどのように読んでどう発音すればいいのか、ご本人に聞いていました(笑)多分それが一番間違いないと思います。

Claude(クロード)

ということで、Claudeは「クロード」と読めばいいようです。

Anthropicは?

続けて企業名の Anthropic をどう発音するかも聞いてみました。

Anthropicは英語発音ではアンスロピック

Anthropicは「アンスロピック」という読み方でよいようです。

Anthropic(アンスロピック)の創業者はOpenAIで開発を担当していたのですね?という質問をしたら以下のような回答でした。

Anthropicの創業者の一人でCEOのDario Amodeiは、以前OpenAIで研究ディレクターを務めていました。

AnthropicはOpenAI出身の研究者が中心となって2021年に設立されたAI startupです。

主な創業メンバーとOpenAIでの役割は以下の通りです。

  • Dario Amodei (CEO): 元OpenAIの研究ディレクター
  • Daniela Amodei: 元OpenAIの研究sci
  • Tom Brown: 元OpenAIのシニア研究者
  • Chris Olah: 元OpenAIの研究者
  • Sam McCandlish: 元OpenAIの研究者
  • Jack Clarke: 元OpenAIの研究者

このように、Anthropicの創業チームにはOpenAIで長年研究を牽引してきたメンバーが名を連ねています。AnthropicはOpenAIで培われた研究者たちの知見と技術を活かして、安全な汎用AIの開発を目指していると言えます。

Claude(クロード)関連記事

AnthropicのClaudeに関連する記事は以下のとおりです。

AnthropicのAIチャット「Claude 2」、日本語に対応
GoogleやAWSが出資するAnthropicのAIチャット「Claude 2」が日本からも利用可能になり、日本語を含む95カ国語に対応した。
ChatGPT対抗の本命「Claude 2」ついに日本でも利用可能に
Anthropicは10月16日、同社が公開するAIチャットボット「Claude 2」の公開範囲を日本を含む世界95の国と地域に拡大したことを明らかにした。

これらの記事によると、AnthropicのClaudeはChatGPTとの対決姿勢が強く今後はAmazonが中心となって展開していく、というようなことが説明されています。

生成AIは本当に戦国時代に突入ですね。