セールスフォース・ジャパンの本社は、東京・丸の内にある「日本生命丸の内ガーデンタワー」です。このビルのオフィス部分を同社が借り受け、「Salesforce Tower(セールスフォース・タワー)」と呼んでいます。皇居の和田倉濠のそば、東京駅と皇居の間にあり、私は地下鉄の大手町駅から歩いてすぐに着きました。
この本社オフィスは「日経ニューオフィス賞」のニューオフィス推進賞を受賞した先進的なオフィスとして知られています。
2022年12月16日、そのオフィスを見学させてもらう機会がありました。この記事では、受付から最上階の「Ohana Floor(オハナフロア)」まで、見学のときに撮影させていただいた写真の一部を紹介します。
セールスフォース・ジャパン本社(Salesforce Tower)の基本情報
はじめに、本社ビルについて押さえておきたい情報をまとめます。
- 社名:株式会社セールスフォース・ジャパン(2022年2月に株式会社セールスフォース・ドットコムから社名変更)
- 本社ビル:日本生命丸の内ガーデンタワー(呼称「Salesforce Tower」)
- 所在地:東京都千代田区丸の内1-1-3【要確認】
- ビルの概要:2014年竣工、地上22階建て
- 最寄り駅:地下鉄の大手町駅(筆者は駅を出てすぐ到着)。東京駅からも近い【出口名・徒歩分数は要確認】
- 受賞歴:第35回(2022年)日経ニューオフィス賞 ニューオフィス推進賞【回数は要確認】
※2022年12月の見学時点の情報です。本社の所在地やフロアの運用は変わることがあるので、訪問前には公式サイトでご確認ください。
なぜ「Salesforce Tower」と呼ばれるのか
セールスフォースは、主要都市の拠点を「Salesforce Tower」と呼んでいます。東京の拠点は、移転が発表された2021年の時点で、世界で8番目、アジアでは初めてのSalesforce Towerとされていました。ビル自体の正式名は日本生命丸の内ガーデンタワーで、そのうちセールスフォースが借りている部分を「Salesforce Tower」と呼んでいる、という関係です。
ですから「セールスフォースビル」「セールスフォース タワー 東京」で探している方は、地図では「日本生命丸の内ガーデンタワー」を目印にすると見つけやすいです。
場所とアクセス(大手町駅からすぐ)

セールスフォース東京本社のビルは、地下鉄大手町駅を出てすぐの丸の内にあります。日本生命丸の内ガーデンタワーという巨大なオフィスビルの、オフィス部分をまるごと使っています。
地図(Googleマップ)で見ると、東京で、というより日本国内でも指折りの一等地ですね。東京駅と皇居の間の狭いエリアにあります。
日本生命丸の内ガーデンタワーの入居企業
「日本生命丸の内ガーデンタワー 入居企業」で検索される方も多いようです。このビルの主な入居企業はセールスフォース・ジャパンで、オフィスの大部分を同社が使っています。セールスフォース以外の入居企業は時期によって変わるため、最新の情報はビルの公式情報などでご確認ください【要確認】。
[画像の追加候補: 日本生命丸の内ガーデンタワーの外観全景(ビル名の表示が分かるもの)]見学レポート1:受付から会議室まで
ここからは、実際に見学した順にオフィスの中を紹介します。
1階の受付ではQRコードで入館

セールスフォース本社ビルに入ると、とても大きなホール空間があります。その右側に受付があります。
基本的には事前に受付をして、許可されるとQRコードの画像が発行されます。当日はそのQRコードをかざして入場のチェックをします。
チェックが済むと入場許可証が発行されます。それを名札ホルダーに入れて首から下げると、中に入れるようになります。
入場許可証の個人名は英語表記でした

入場許可証には「Mikio Tohda」と英語で表示されています。名前が日本語で表示されないのは外資系の会社ゆえなのでしょう。ところが社名のほうは「株式会社ドモドモコーポレーション」と日本語で表示されています。
この和洋折衷のようなバランスがおもしろいですね。
会議室はモニターやカメラまでフル装備

会議室に通されました。席が4つしかないのに、とても大きな空間です。
壁には大型モニターが設置されていて、館内のWi-Fiも利用OK。モニターカメラをはじめ、さまざまな電装品がフル装備されていました。
この会議室で話を続けることもできますが、かばんをここに置いて、ゲストも入れる大きなフロアに移動してミーティングをすることもできます。
見学レポート2:最上階の「Ohana Floor(オハナフロア)」
エレベーターで、最上階にある「Ohana Floor(オハナフロア)」という巨大なフロアに移動しました。この見学でいちばん印象に残った場所です。
オハナフロアとは?「Ohana」はハワイ語で家族

Ohana Floor(オハナフロア)の「Ohana(オハナ)」は、ハワイ語で「家族」という意味です。
オハナフロアは、社員やパートナー、顧客との絆を深める場として設けられているようで、議論や交流の場として使われています。
ゲストも入れる広大なフロア

オハナフロアは、ものすごく広いスペースです。セールスフォースの社員だけでなくゲストも参加できる空間で、だいたい半数くらいがゲストだそうです。
右手のほうに見えるのは、バリスタがいるドリンク提供コーナーです。
バリスタが入れるドリンクは無料

ドリンクはすべて無料で提供されていました。
私はカプチーノを入れてもらいました。ハートマーク付きです。
カップは紙ですが、中身はバリスタさんがその場で入れてくれた本格的なカプチーノで、とってもおいしかったです。私がこれまでの人生で飲んできたどのカプチーノよりもおいしかった。驚きました。
フリーアドレスで、飲み物を片手にミーティング

飲み物を取りながらミーティングができます。すべてフリーアドレスなので、自由に移動できます。
ちょうど夕暮れ時で、夕日が美しい時間帯だったので、西側の窓のところに人が集まっていますね。

席が決まっていないので、話したい相手のところへ自分から動いていけます。この自由さがよいですね。
[内部リンク候補: フリーアドレスやハイブリッドワークなど、働き方・オフィスづくりを扱った当ブログの記事(該当記事があれば)]日本庭園と畳の空間もあります

この巨大なオハナフロアの中には、日本庭園と畳の空間もあります。こちら側から見ると枯山水っぽくて、やはり高層ビルの最上階に池を作るのは難しいのだろうな、と思いました。

ところが、あれあれ。日本庭園をぐるりと回ると、池もありました。すごいですね。
池のある日本庭園の佇まい。外国の方との交流には、このような畳のある和の空間がいいのかもしれません。
パティシエ常駐のレストランとスイーツ
日本庭園を横目に眺めながら進んでいくと、レストランがありました。

このレストランは、さすがに誰でも気軽に使えるわけではないようです。抽選や特別な用件で予約が取れた場合に、専任の料理人やパティシエが料理やスイーツを振る舞ってくれるそうです。

スイーツは自由にいただくことができました。

サツマイモのチップスと、チョコでくるまれた円形のスイーツをいただきました。これまたすごくおいしかったです。
腰掛けられるテーブルで、どこでも談笑できる

まだフロアをすべて回りきっていません。本当に広いです。歩くと疲れます(笑)
すると、ちゃんと腰掛けて談笑できるような仕掛けがあります。円形のテーブルのように見えるこれは、実は腰掛けることもできる「椅子」でもあるのです。
自由に動きながら談笑できるのがいいですね。
夕暮れ時は都会の風景がパノラマに

オハナフロアは、いるだけで楽しい空間ですね。そうこうしているうちに日が暮れて、トワイライトタイムになりました。

最上階から見える都会の風景は、とても美しかったです。
感動しました。
オフィスに込められた考え方「Success from Anywhere」
フロア内の空気感が、常にとてもいい感じです。フレンドリーというか、居心地のいい距離感を保った空間になっていますね。
なぜこういうオフィスなのか。移転を発表したセールスフォースの2021年12月1日のプレスリリースには、次のような記述がありました(肩書は発表当時のものです)。
Salesforce 代表取締役会長兼社長の小出伸一は次のように述べています。
「21年前に日本法人を設立して以来、当社はお客様、パートナー様、コミュニティの皆様に支えられながら、テクノロジーを使って企業とその先のお客様との信頼関係を構築するお手伝いをし、日本のデジタルトランスフォーメーションを支援してまいりました。これからも、皆様からの期待に応えるとともに、『ビジネスは社会を変えるための最良のプラットフォームである』という信念のもと、お客様の成功と社会の発展に貢献してまいります」新オフィスとなるSalesforce Towerでは、場所を選ばずにどこからでも成功する(Success from Anywhere)という当社の新しい働き方のコンセプトに基づき、従業員の声に耳を傾けながら、リモートワークと、人と人とが直接会う楽しさ、自発性、イノベーションを組み合わせた、柔軟性のある働き方を実現していく予定です。
なるほど。
働き方が多様になり、リモートワークも急増しています。
「人と人が直接会う楽しさ」を形にする場所としてのオフィス。それがオハナフロアになったというわけですね。
[内部リンク候補: Salesforce(CRM)やSFAなど、営業・顧客管理ツールを扱った当ブログの記事(該当記事があれば)]Salesforce Towerの感想は「GREAT!(グレート)」
この先進的なオフィス空間を体験したあと、最後に「セールスフォース」の感想をたずねられました。
大人の社会見学としては、最大級の敬意と感謝を伝えなければならないと思いました。
そして、自分の口から出た言葉は
「GREAT(グレート)」
でした。
単純には「すごい」という感想だったのですが、そのままではあまりに軽すぎたからです。
「GREAT」に込めた意味
Great と聞くと、「偉大な」「大きい」という形容詞の使い方が頭に浮かびます。ですが口語では、「とってもいい」「すごく良い」という感情を込めた言い方として使われるようです。
ライブなどで名演があったときの称賛の掛け声は、「ナイス」や「グッド」だと社交辞令的に聞こえる。それよりも「グレート」が一番伝わるから、本当に感動するくらいよかったときは「グレート!」と言うのがいいよ。
……ということを聞いたことがあります。
実際、以前ジャズのピアノトリオで、外国人ドラマーの演奏に感激して「グレート」と声をかけたあと、とてもいい感じでアイコンタクトができたことがあります。なんとなく「この感じは伝わったのかな」と思いました。
それ以来、最高によかった、すごく感動したよ、というくらいの感想には「グレート」という言葉がしっくりきています。
その意味で、今回の感想をひとことで言うと
「グレート!」
です。
本当にすばらしい体験でした。ありがとうございます。
辞書で見る「GREAT」と、発音の悩み
英和辞典の「GREAT」
https://ejje.weblio.jp/content/great
上の解説を見てみると、あらためて「GREAT」の意味はけっこう広いですね。日本人にとっては、GREATはどちらかというと形容詞としての使い方が多いので、自分が発した「GREAT」の意味が正確に伝わっているかどうかは微妙かもしれません。
それに「グレート」なのか「グレイト」なのか、発音もあやしいです。
ちなみに、私の使っているかな漢字変換では、「グレート」だと「GREAT」に変換してくれますが、「グレイト」だと「Glayと」という変換しかしてくれません(笑)
最後に、当時のX(旧Twitter)への投稿を貼っておきます。
セールスフォース本社オフィスの感想は「グレート!」でした。https://t.co/xr7B4fViRr https://t.co/lhaxvphneE
— 遠田幹雄@中小企業診断士 どもども (@tohdamikio) December 18, 2022
よくある質問
セールスフォース・ジャパンの本社はどこにありますか?
東京・丸の内の日本生命丸の内ガーデンタワーです。セールスフォースはこのビルの借り受け部分を「Salesforce Tower」と呼んでいます(2022年12月の見学時点)。
オハナフロアとは何ですか?
Salesforce Towerの最上階にある交流スペースです。「Ohana」はハワイ語で「家族」の意味で、社員やパートナー、顧客が集まって議論や交流をする場として使われています。私が見学したときは、バリスタのいるドリンクコーナーや日本庭園、畳の空間がありました。
オフィスは誰でも見学できますか?
私の場合は事前に受付をして許可をいただき、当日はQRコードで入館しました。一般向けの見学の受付があるかどうかは確認できていません【要確認】。
まとめ:「人と会う楽しさ」を体感できるオフィスだった
セールスフォース・ジャパンの本社は、東京・丸の内の日本生命丸の内ガーデンタワー(Salesforce Tower)にあります。見学して強く感じたのは、オフィスが「働く場所」であると同時に、「人と人が直接会う楽しさ」を味わう場所として作り込まれていることでした。
- 受付はQRコードで入館。入場許可証の名前は英語表記
- 最上階のオハナフロアは、ゲストも入れる広大な交流スペース
- バリスタのいる無料ドリンク、日本庭園と畳の空間、パティシエのいるレストラン
- フリーアドレスで、腰掛けられるテーブルなど、自然に談笑できる仕掛けが多い
- 夕暮れ時には、最上階から都会の風景がパノラマで見える
リモートワークが当たり前になった今だからこそ、オフィスに何を求めるのかを考えるきっかけになる見学でした。
楽しかった。ありがとうございます。
[内部リンク候補: 「大人の社会見学」として訪問した他の企業・施設の見学記事(該当記事があれば)]
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。

【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
本日の段階で当サイトのブログ記事数は 7,233 件になりました。できるだけ毎日更新しようとしています。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はスクエアの「寄付」というシステムに変更しています(2025年1月6日)
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってご支援いただけるとうれしいです(笑)
株式会社ドモドモコーポレーション
石川県かほく市木津ロ64-1 〒929-1171
電話 076-285-8058(通常はFAXになっています)
IP電話:050-3578-5060(留守録あり)
問合→メールフォームからお願いします
法人番号 9220001017731
適格請求書(インボイス)番号 T9220001017731
英語表示の社名:DomoDomo Corporation Inc.



