鼈甲の秘密を知れば歴史を感じる、人生の深みを男の顔にしるす鼈甲のメガネフレームには底知れぬ深い味わいが

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鼈甲のメガネフレーム
かっこいいオジサンには渋いメガネが似合う。人生の深みを男の顔にしるす鼈甲のメガネもいい。よい品は価格が200万円超と極めて高額だが、鼈甲のメガネフレームには底知れぬ深い味わいがある。ちなみに鼈甲(べっこう)という漢字は亀の甲羅ではなく、鼈(すっぽん)の甲羅と書いて鼈甲という文字構成だ。鼈甲とはタイマイ(ウミガメ)の甲羅が原料なのになぜ鼈の甲羅なのか?

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鼈甲をすっぽんの甲と書く理由は江戸時代にさかのぼる。徳川幕府は鎖国中であり高級品として輸入していた数少ない貴重品の「べっこう」を身分の低い商人(町民)に売買禁止した。しかし「べっこう」は人気が高いためなんとか商材として扱いたい。そこで商人は「べっこう」を「すっぽんの甲羅」であり「亀の甲羅」ではないとして販売するようになり、なんとかお上の目をくぐりぬけた。たくましい商人魂だ。そのなごりで今でも「べっこう」には「鼈甲」という漢字が使われるようになったそうだ。
鼈甲は長期にわたってその味わい深いテイストを保つが、鼈甲という文字には味わい深い歴史があった。
 
渋くて味わいがある鼈甲メガネフレームは116万円、鳴和の太陽めがねで発見