モノづくり

クラウドファンディング

クラウドファンディングについてあらためて学ぶ【KCG5月例会】

今月のKCG例会は「クラウドファンディング」がテーマ。クラウドファンディングは民間の資金調達方法として認知が高まっている。実際に運用のサポートをしているシナジーコンサルティング株式会社の市野寿宗氏が講師だった。クラウドファンディングで資金を集める方法は二種類ある。・all or nothing(目標に達しなければ集まったお金を返金)・all in(目標に達しなくても返金はされずプロジェクト実行)ど...
クラウドファンディング

ガイアの夜明け「崖っぷち”町工場”の逆襲!」で紹介された梶川貴子氏は口から火を吹くポスターが似合う女社長だ

テレビ東京のガイアの夜明け1月19日放送「崖っぷち"町工場"の逆襲!」で紹介された富山県高岡市の製造業の中小企業が株式会社フジタ。アルミなど金属切削加工の高い技術を持ち、自動車のアルミホイルなどの加工を得意とする企業である。その女社長が梶川貴子氏。放映されたテレビ番組の中心人物だった。「下請け」ビジネスは、いくら高い技術を持っていても、作り出すのは自社商品ではない。発注先企業から受注した商品は守秘...
モノづくり

小さな本棚から大きく響くJAZZの艶やかな音色!電源不要のiPhone6専用の陶器スピーカー「トーキーホン」は書斎に置きたい逸品だ

モノづくりに強い異業種交流会の勉強会に参加したら、ちょうどiPhone6/6s専用の陶器製スピーカーの試作品があった。iPhoneの置台にもなるスピーカーホンだ。陶器製なのでずっしりと重く質感がある。さっそくiPhoneを挿し音楽を鳴らしてみた。電気的な増幅はしていないのに驚くほど大きな音だ。陶器製のホーン内を音が反響して増幅し、自然な広がりをもったサウンドとなって響くのである。ボーカルものよりも...
モノづくり

製造業で人気のコマ大戦のコマは直径20ミリの小さな世界に中小製造業のモノづくりの知恵と技術が詰まっている

コマ大戦が人気になっている。コマ大戦とは、全国の中小製造業が自社の誇りを賭けて作成したコマを持ち寄り、一対一で戦い、最終的に一等賞を決める大会である。いわば製造業のコマ甲子園大会。コマを作るための基本的な条件は「直径20ミリ」だということのみ。2月15日に行われる世界コマ大戦からのルール変更で、「コマの全長は静止状態で60mm以下」という条件が付け加えられた。それでも重量制限無し、素材はなんでもよ...
クラウドファンディング

大雪で壊れた農家のビニールハウス再建を支援する方法はクラウドファンディングで

無農薬無肥料で野菜を作っている農家「風来」のビニールハウス2棟がこの12月の大雪で倒壊した。再建に要する費用は120万円だという。この農業者仲間がクラウドファンディングで再建を支援しようという動きになった。中心となって支援活動をしているのは小浦むつみさんだ。全額とはいかないまでも目標30万円でクラウドファンディングのFAAVOでプロジェクトスタートした。支援は誰もでき、最小額は1000円から。支援...
3Dプリンタ

3Dプリンタ研究会の第1回設計分科会は原雄司氏の「3Dデータの作成から出力までの流れと課題」という講演から始まった

石川県工業試験場が主催する3Dプリンタ研究会は、3Dプリンタの技術普及を図っている。昨年から行っていたセミナーなどで基礎的な広報レベルの段階を終え、いよいよ3つの分科会がスタートした。今回は設計分科会の1回めで、3Dプリンタの技術や利用に関しては日本の第一人者である原雄司氏を招いての講演会があった。「3Dデータの作成から出力までの流れと課題」というタイトルで、内容はまさにそのとおり。3Dデータを設...
クラウドファンディング

平面スピーカーをクラウドファンディングで支援したら製品化されピロースピーカーとなった

クラウドファンディングのzenmonoで少額支援した平面スピーカーのユニットが届いた。この平面スピーカーは枕の下に置き横になって音楽を聴くための「ピロースピーカー」として生まれ変わって商品化されることなりそうだ。その転換点としてクラウドファンディングのzenmonoで支援を募っていたが見事ゴールし、120万円以上の資金が集まったのだ。このスピーカーの特徴は、薄い平面型であるということと至近距離の音...
モノづくり

目が追いかけてくるペーパードラゴンは夏休み工作の宿題になるか

目が追いかけてくるペーパードラゴンがある。左右に角度をずらしてみると、なんとドラゴンの目線が追いかけてくる。右にいっても左にいっても目線が合う。まるでドラゴンが振り向いているかのように見える。このペーパードラゴンには電気や機械じかけはない。本当にシンプルな紙工作でできるものだ。実は、これは人間の目の錯覚を利用したもの。ドラゴンの顔の部分は出っ張っているのではなく引っ込んでいる。しかし、人間の脳はこ...
クラウドファンディング

くるみるの回転台についている可動式アームが便利、撮影も自由自在でさらに…

くるみるの回転台にはiPhoneを固定するアームがついている。(写真は昨日ワインのコルクをくるみるで撮影したときの様子)このアームは可動式で作りがしっかりしているので自由自在に角度を変えることができる。商品撮影をするときにくるみる回転台についている可動式アームはすごく便利だ。腕の部分が4箇所曲がるのと、iPhoneを固定する部分は約90度動くので、iPhoneを縦位置にでも横位置にでもすることがで...
クラウドファンディング

クラウドファンディングで支援した案件がゴールし製品化、その名は「くるみる」iPhoneで回る写真が撮影できるようになる

くるみるで撮影してみた。なかなかおもしろい。「くるみる」はクラウドファンディングのzenmonoでこの春に一口支援した案件、みごとゴールして製品化が進んでいた。そしてついに本日、製品が届いたのだ。「くるみる」は商品を360度ぐるりと回る動画のような写真を撮影するためのセット一式だ。iPhoneやiPod touchを使って撮影する回転台とそのためのアプリがセットになっている。届いてすぐに撮影してみ...
農業アグリビジネス

脱サラしたルーキー農家が自然栽培に挑戦、クラウドファンディングでハンマーナイフモアを取得したお礼の種が届いた

写真は真黒なすの種。野菜固定種の種が5種と野菜の詰め合わせが羽咋から送られてきた。届けてくれたのは脱サラしたルーキー農家の枡田一洋氏。クラウドファンディングのファーボでプロジェクトを達成したお礼である。枡田一洋氏らは、自然栽培の農業をスタートするために必要な機材として「ハンマーナイフモア」の購入資金をクラウドファンディングで募集していた。遠田もささやかながら一口支援していた。無事に目標額30万円を...
クラウドファンディング

ポケットスキャンがキックスターターで人気になっている

ポケットスキャンがクラウドファンディングのKickstarterで人気になっている。実現すればおそらく世界最小の無線スキャナーになるだろう。5万ドル(約500万円)目標で、現時点で30万ドル近く(約3000万円)が集まっているので近いうちに商品化されるのは間違いないだろう。先日、PFUから携帯できるスキャナーが発売されその小ささにおどろいたが、このポケットスキャンはそれ以上の衝撃。PFUの商品はS...
クラウドファンディング

Quirky(クワーキー)はアメリカ発の発明家コミュニティ、日本版クワーキーはWemake(ウイメイク)

Quirky(クワーキー)はアメリカ発の発明家コミュニティ。2009年に創業したクラウドファンディング。新商品をアイデアを自由に投稿でき、評価が高いと毎週開かれる審査会を通過し、製品化のプロセスにまで進む。市場調査から資金調達、設計、生産、販売までの運営はクワーキーがやってくれるので参加は容易だ。発案者とその協力者には、販売収益の10~30%が還元されるというしくみで、これまでに製品化されたアイデ...
3Dプリンタ

3Dプリンタ研究会で3Dプリンタを活用した新ものづくりセミナー「3Dデジタルツールの活用と将来像」

石川県地場産業振興センターで「3Dプリンタを活用した新ものづくり」と題したセミナーがあった。セミナーは3Dプリンタ研究会という冠の2本立て。1つめは「3Dデジタルツールの活用と将来像」で講師は株式会社ケイズデザインラボ代表取締役社長の原雄司氏、2つめは「石膏3Dプリンタの活用と新材料開発」で講師は株式会社ノリタケカンパニーリミテド セラミック事業部技術部商品開発リーダー吉川大士氏。どちらのセミナー...
クラウドファンディング

クラウドファンディングのクラウドは雲(cloud)ではなく群衆(crowd)、そして資金調達(funding)を組み合わせた造語が「crowd funding」である

クラウドファンディングとは不特定多数の人からインターネット経由で資金提供や協力などを行うことである。インターネットを使うクラウド活用だからクラウドかと思ったらそうですはなかった。クラウドファンディングのクラウドは雲(cloud)ではなく群衆(crowd)、そして資金調達(funding)を組み合わせた造語である。クラウドファンディング「crowd funding」はソーシャルファンディングとも呼ば...
クラウドファンディング

マイクロモノづくりは大量生産の考えと相反するわけではない、と語ったenmono三木康司さんとツーショット撮影をした

マイクロモノづくりとはマスプロダクション(大量生産)の対極だと考えていた。しかし、「マイクロモノづくりはじめよう」~「やりたい! 」をビジネスにする産業論の著者でもある三木康司さんは違うことを言った。「マイクロモノづくりは大量生産と共生することで実現する」ということを。そもそも、マイクロモノづくりとはマスニーズに対応したものではない。マイクロものづくりは小さな商圏へのアプローチであり、どこかのだれ...
モノづくり

ゴムひも日本一の産地は石川県かほく市、多種多様なゴムひも生産加工能力を生かして顧客ニーズに対応する

ゴムひも日本一の産地は石川県かほく市だ。とくに旧七塚町木津を中心に集積している。このゴムひも産地では天然ゴムやポリエステルを使った多種多様なゴムひもを生産加工している。大小さまざまな工場が多数集積している。まさにゴムのプロフェッショナル産地。実は、かほく市は遠田が住んでいる地域である。国内の繊維産業は中国産に押され、苦しい展開だが、国内の「いとへん」企業の生産基盤を担うためにもゴムひもは必要だ。
モノづくり

後工程はお客様という美しい言葉が工場内に掲げられていた「後工程はお客様」

後工程はお客様。製造業関係者なら一度は耳にしているのが「後工程はお客様」という言葉。お客様(マーケット)から遠いところでものづくりをしている製造現場だからこそ「お客様」という言葉は美しく響く。さて、昨日は14位。今日は何位かな?⇒
モノづくり

段取時間は利益を生まない、だから段取時間短縮は利益を生む、段取時間は短縮してこそ価値がある

ものづくりは「加工」している瞬間に製品に付加価値がついていく。機械を準備している瞬間は製品に付加価値はつかない。当たり前のようだが、機械は稼働時間しか価値を生まない。では、機械が稼動していない時間とはどのような時間か。もっとも多いのが前準備などの段取時間。この段取時間は、人を仕事をしているような気にさせるからやっかいだ。段取時間は短縮してこそ価値がある。段取時間短縮は利益直結だ。さて、昨日は15位...
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