年に数回ペースでオンラインで開催している「どもどもネット勉強会」。当勉強会は、参加者同士の近況報告を交えながら、最新のITツール活用法やビジネスにおける課題解決について、実践的な情報交換を行う場となっています。
今回は、生成AIを活用したマーケティング施策から、バックオフィス業務の自動化、さらには著作権リスクやこれからの時代のマネジメントまで、ビジネスに直結する多様なテーマで深い議論が交わされました。当日のハイライトをご報告します。
どもどもなネット勉強会

楽しくまじめにビジネスを成長させるためにネット活用をしている人たちがともに学ぶどもどもな場です。交流の場はオンライン(ZOOM)を使っています。
2026年の定期的な交流の予定は
3/3(火)済み
6/2(火)
9/1(火)
12/1(火)
の合計4回を予定しています。
(すべて第一火曜日になっています)
本日は、今年2回めのオンライン交流の日でした。
アイスブレイク&ビジネス近況報告
勉強会の冒頭では、各参加者の事業の進捗や、日々の気付きが共有されました。
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伝統工芸品の販路拡大とインバウンド需要
伝統工芸(仏像制作)を手掛ける参加者からは、関東圏の顧客への納品が完了し、来年以降の受注など専属的な関係が構築されつつあるとの報告がありました。また、運営されている民泊事業(Airbnb)では、欧州をはじめとする多国籍なゲストが集まっており、日本の「日常的な住空間」や「庭園の美しさ」が強力な観光コンテンツとして機能していることが共有されました。
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自社コンテンツの書籍化
自社のキャラクター(ペット)を活用したコンテンツ展開を行う参加者からは、無事に書籍の出版を果たし、全国の書店に並んでいるという喜ばしい報告がありました。
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エンタメ市場の動向
進行役からは、国民的ゲームの40周年に関連する話題が提供されました。特定のキャラクターグッズを身につけていることで生まれる偶発的なコミュニケーション事例など、コンテンツが持つブランド力についての気付きが共有されました。
AI・ITツールを活用した業務効率化の実践
今回のメインテーマの一つとして、各社でのテクノロジー活用事例が具体的に紹介されました。
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生成AIを活用したA/Bテスト(マーケティング施策)
農業事業を展開する参加者は、動画コンテンツのサムネイル(表紙画像)制作に生成AI(Gemini)を導入しています。自作の画像とAIが生成した画像でA/Bテストを継続的に実施しており、「多くの場合でAIの成果が上回る」という結果が出ています。
また、「最初の指示(プロンプト)で求める出力が出ない場合は、微調整を繰り返すより、新しいプロンプトで再挑戦する方が効率的」という、実務ならではの貴重な知見も共有されました。今後はタイトルのA/BテストにもAIを活用していく予定とのことです。
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GAS(Google Apps Script)によるバックオフィス業務の自動化
グッズ制作を行う参加者は、手作業で行っていた納品書のPDF編集(通し番号の付与など)を、GASを用いて自動化するシステムを構築しました。これにより、100枚の書類を手作業で修正していた膨大なコストが、ファイルのドロップとボタン一つで完了するようになり、劇的な業務効率化を実現しています。
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生成AIを用いたプロトタイプ開発デモ
進行役からは、Geminiの「キャンバス機能」を活用し、自然言語の指示のみで簡単なブラウザゲームを制作するライブデモが行われました。プログラミングの専門知識がなくてもコードを生成できるため、社内DX(デジタルトランスフォーメーション)の第一歩や、IT研修の導入としても非常に有効なアプローチであることが確認されました。
この場で作ったクソゲー(笑)ですが、証拠としてWEBにアップしておきました。
企業リスクと次世代マネジメントの課題
後半は、事業運営において直面する法的リスクや、組織マネジメントについての意見交換が行われました。
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SNS時代の著作権・コンプライアンス管理
地域の施設で行うイベントにおいて、既存の有名キャラクターを利用したいという要望があった際の対応が話題に上がりました。手書きのイラストで対応することでクリアしたものの、「手書きであっても、それをSNSなどに投稿すれば複製の著作権違反に問われるリスクがある」という点が指摘されました。企業活動におけるSNS運用のコンプライアンスについて、改めて注意喚起がなされました。
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「お金よりやりがい」若い世代の価値観とマネジメント 「これからの若い世代は、経済的報酬よりも『自分の時間』や『仕事の楽しさ』『社会貢献』を重視する傾向がある」というトピックで議論が白熱しました 。採用活動や組織作りにおいて、昭和・平成型の直線的なキャリアモデルだけでなく、楽しさややりがいを重視する「非線形」な働き方への理解と歩み寄りが、今後のマネジメントの鍵になるという共通認識が得られました。
今後の展望とアクション
最後に、食品事業を展開する参加者から、原材料費の高騰など厳しい事業環境の中で新たな方向性を模索している近況や、最新のITツールの学習に奮闘している様子が共有され、参加者同士で励まし合う場面も見られました。
それぞれの事業課題に対し、テクノロジーの活用と多様な視点からのフィードバックが得られる「どもどもネット勉強会」。参加者の皆様、今週もそれぞれのネクストアクションに向けて頑張っていきましょう。

この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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