FFFTPがガンブラー対策を行いVer.1.97aとして公開された、マスターパスワードを設定すれば暗号化が強化される

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FfftpFTPとは、WEBサーバにあるファイルを簡単に管理することができる通信ソフトのこと。日本で代表的なFTPソフトウェアはFFFTP。フリーソフトで使える日本のFTPソフトの定番だ。
最近、Gumblarウイルスにより、FTP接続時のパスワードが抜き取られ、サイトの改変される事例が多発しており、対策が待たれていた。FFFTPはGumblar(ガンブラー)対策を考慮しVer.1.97aとして公開された。

ガンブラー対策にはFTPソフトをアップデートする

ガンブラー(Gumblar)の予防対策

猛威を振るっているガンブラー(Gumblar)の予防対策としてWEBサイト管理者はFTPのパスワードを変更しよう で問題が表面化していた。

今回の対策方法はマスターパスワードを設定することでWEBサーバのパスワードなどが記録されたホストのデータを守ろうということのようだ。マスターパスワードを設定すると記録データ(レジストリまたはFFFTP.iniの中身)の暗号化が強化される。複合にはマスターパスワードが必要になる。

マスターパスワードを設定する

利用方法は、FFFTPの最新バージョンVer.1.97aを使用し、「接続」メニューの「設定」→「マスターパスワードの設定」でマスターパスワードを設定する。マスターパスワードを設定すると、FFFTP起動時にマスターパスワードの入力が求められる。マスターパスワードはFFFTPを起動させるごとに必要になるので絶対に忘れないように!

なお、Ver.1.97aバージョンを使用したあとでVer.1.96d以前に戻すと、各ホストの設定のパスワードを入力し直す必要があるようだ。(旧バージョンとの共存はできない)

FFFTPのダウンロード

FFFTPのダウンロード
http://www2.biglobe.ne.jp/~sota/ffftp.html

※FTPソフトはできるだけ最新版をウォッチングして適時更新していくようにしましょう