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「Ray-Ban Metaを買った私」が、あえてMeta以外のスマートグラスを本気で調べた理由

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metaスマートグラス先に白状します。私はRay-Ban Metaを買いました。2026年5月21日に日本でも正式発売されたあのAIグラスです。実際にかけてみたのがこの写真です。
かけ心地は想像以上に自然で、「カメラ付きの黒縁メガネ」としてそのまま外出できます。価格はRay-Ban Meta(Gen 2)で73,700円〜89,100円(税込)、度付き対応の「Ray-Ban Meta Optics(Gen 2)」が82,500円(度付きレンズ別売)。メガネの愛眼など眼鏡専門店でも度付き対応や試着ができるようになり、スマートグラスは一気に「普通に買えるメガネ」になりました。

では、なぜ「Meta以外」をわざわざ調べたのか。理由は単純です。Ray-Ban Metaが「今すぐ手に入る完成品」だっただけで、自分の仕事に一番合う1本かどうかは、まだ分からないからです。中小企業診断士として商談・セミナー・現場確認に持ち歩くなら、カメラよりも「視界に原稿や翻訳字幕が出る」ほうが実務的かもしれない。そう思って、国内で買える非Meta勢を片っ端から比較しました。

結論から言うと、「スマートグラス」という同じ名前で売られていても、できることは製品ごとに大きく違います。現時点で全機能を満遍なく備えた決定版は存在しません。だからこそ、目的を先に決めて選ぶことが何より重要です。本記事は2026年6月時点の国内購入ガイドとして、用途別の選び方をまとめました。

どのスマートグラスにするか迷ったらこの早見表で選ぶ

スマートグラス

細かい解説の前に、用途別のおすすめを一覧にします。これだけ見ても、おおよその当たりはつけられるはずです。

主な目的 第一候補 選ぶ理由
写真や動画を手軽に撮りたい 眼鏡市場 Linse 眼鏡店で試着・調整・度付き対応まで一括で頼める
低価格でAIカメラグラスを試したい DPVR G1 Amazonで購入可。AI質問・翻訳・撮影・音楽・通話を搭載
通話やWeb会議を快適にしたい OWNDAYS × HUAWEI Eyewear 2 音声機能に絞った完成度の高い「聴こえるメガネ」
視界に文字を表示したい Even G2 ビックカメラ・ヨドバシで購入可。カメラ非搭載で使いやすい
商談・講演・外国語対応に使いたい SABERA 鯖江発。原稿表示・文字起こし・翻訳・議事録・ナビが充実
最新機能を全部試したい Rokid スマートAIグラス ディスプレイ・カメラ・音声・翻訳・AIを全部入り。ただし一般販売待ち
将来性を重視して待つ Samsung・Googleの新型グラス Gemini連携が強み。日本発売日は未発表

私の評価では、一般の利用者が最初の1本を買うなら、カメラ重視はLinse、音声重視はHUAWEI Eyewear 2、視界内表示を体験したいならEven G2が堅実です。いずれも国内の店頭で試せて、度付きレンズの相談もしやすい。失敗しにくさで言えばこの3つです。

一方、仕事での「使いどころ」を最優先するなら、鯖江発のSABERAが抜群に面白い。ただし現段階はクラウドファンディングによる先行購入で、量販店で完成品を持ち帰る商品とは少し性格が違います。この差は後ほど詳しく説明します。

まず押さえる:スマートグラスは大きく3種類ある

製品を比べる前に、スマートグラスが3つのタイプに分かれることを知っておくと、選択がぐっと楽になります。「カメラが付いているか」「視界に文字が出るか」「大画面モニターになるか」——この3軸で別物だと考えてください。

1. カメラ・オーディオ型

見た目は普通のメガネに近く、カメラ・マイク・スピーカーを内蔵します。視界に文字や映像は表示されません。代表例はRay-Ban Meta、眼鏡市場のLinse、DPVR G1です。冒頭の写真で紹介した私が買った1本もこのタイプです。

写真・動画の撮影、音楽、電話、音声メモには非常に便利ですが、メールの通知やナビの矢印が目の前に浮かぶわけではありません。「ハンズフリーのカメラ&イヤホン付きメガネ」と捉えると過不足ない理解になります。

2. 視界内表示型(HUD型)

レンズの一部に文字や矢印などを表示します。自動車のフロントガラスに速度や道案内を映すHUD(ヘッドアップディスプレイ)に近い仕組みです。代表例はEven G2、SABERA、Halliday、Rokidです。

会議の文字起こし、外国語の字幕、講演原稿、通知、道案内などを、スマートフォンを取り出さずに視線の先で確認できます。ビジネス用途で「おっ」と思うのは、たいていこのタイプです。

3. ウェアラブルモニター型

目の前に大画面を表示し、映画・ゲーム・パソコン作業に使う製品です。XREALやVITUREが代表例です。非常に便利ですが、一日中かけるAIメガネとは用途が異なります。パソコンやスマホにつないで使う「持ち運べる大画面モニター」と考えると分かりやすいです。本記事では参考として最後に触れます。

国内で買いやすい製品を1機種ずつ解説

スマートグラスをかけるアンドロイド

1. 眼鏡市場 Linse:いちばん「普通に買える」カメラ付きモデル

眼鏡市場(株式会社メガネトップ)は、2026年2月6日からLinseとLinse Liteを全国130店舗で発売しています。日本の眼鏡専門チェーンとして初のスマートグラス参入です。オンライン販売はあえて行わず、店頭で試着してから買う商品になっています。

項目 Linse Linse Lite
税込価格 55,000円 19,800円
度付きレンズ 6,200円〜追加 6,200円〜追加
カメラ 1,200万画素 なし
写真・動画 対応(動画1,920×1,440) 非対応
音楽・通話 対応 対応
視界内表示 なし なし

Linseは目線の高さに1,200万画素のカメラを備え、右側のツル上部のボタンや音声操作(日本語・英語・中国語)で写真・動画を撮影できます。「ハイ、Linse、動画を撮影して」と話しかければ、手がふさがっていても撮影できます。音楽、電話、ボイスメモにも対応します。なお製品名は「Luminous(明瞭な)Interactive(双方向の)Next-Gen(次世代)Smart(スマート)Eyewear(アイウェア)」の頭文字です。

撮影時にはLEDが点灯し、シャッター音も鳴ります。LED部分を隠すと撮影できない仕組みもあり、周囲に無断撮影と誤解されにくい配慮がなされています。外観・操作感はRay-Ban Metaによく似ており、メディアからは「AI機能を抜いたジェネリックRay-Ban Meta」とも評されています。

向いている人:店舗や工場の現場確認、旅行、散歩、イベントを自分の目線で記録したい人。度付きレンズまで眼鏡市場でまとめて相談できるため、初めての1本として安心感は随一です。一方で生成AIを中核に据えた製品ではなく、視界内表示もありません。Ray-Ban MetaのようなAIアシスタント機能を最優先するなら、別製品も比較すべきです。

2. DPVR G1:1万円台から試せる新しい入門機

DPVRは2026年6月9日、AIスマートグラス「DPVR G1」をAmazon.co.jpで販売開始しました。発売されたばかりの新製品で、今後は「Gシリーズ」を順次国内展開するとしています。DPVRは2015年設立、2024年のCounterpointレポートでVR市場世界シェア第3位を獲得したメーカーです。

国内販売ページでは税込14,850円前後と案内されています。Linseよりかなり安く、まずスマートグラスを体験したい人には魅力です。

項目 内容
カメラ 800万画素(4K撮影対応をうたう表記あり)
主な機能 写真、動画、音楽、通話、AI質問、翻訳、音声メモ
レンズ 調光レンズ(屋内は透明、屋外で自動的に濃くなる)
保存容量 32GB
対応スマホ iPhone、Android
度付き対応 レンズ取り外し・交換により対応可能
防水 非対応
視界内表示 公式ページに記載なし

DPVR G1は撮影・AI質問・翻訳・音楽・通話を一通りこなせます。屋内外で濃さが変わる調光レンズを採用しており、別途サングラスを持ち歩かなくてよいのは地味に便利です。レンズは取り外し可能で、近視矯正レンズに交換できます。

注意点:販売ページによって保存容量や連続使用時間の表現に揺れがあり、Amazonの商品説明にも表記のばらつきが見られます。購入前に販売元へ確認したほうが安全です。また防水非対応なので、雨天や屋外作業では注意が必要です。価格優先で「試してみる入門機」と割り切るのが適切な評価でしょう。眼鏡市場のように全国の店舗で試着・調整・レンズ相談ができる商品ではない点も、Linseとの大きな違いです。

3. OWNDAYS × HUAWEI Eyewear 2:音声に絞った堅実な選択

HUAWEI Eyewear 2は、カメラも視界内ディスプレイも搭載せず、音楽・通話・Web会議に振り切ったオーディオグラスです。耳を塞がないため、周囲の音を聞きながら仕事や移動ができます。前モデルよりツルが約20%薄くなり、音漏れ抑制機能も強化されました。

項目 内容
通常モデル 税込32,800円
レンズ代 通常価格に含む
カメラ なし
視界内表示 なし
音楽再生 約11時間
通話 約9時間
待機 約94時間
防塵・防滴 IP54
サングラス化 専用SNAP LENSを追加可能

OWNDAYSでは薄型非球面レンズも遠近両用レンズも追加料金なしで選べます。度数が強い人や老眼対策が必要な人にとって、非常に分かりやすい料金体系です。

向いている人:電話、Zoom、Google Meet、音楽、音声コンテンツを日常的に使う人。実用性は高いです。逆に写真撮影・AI画像認識・視界内字幕を期待すると用途が違います。「普段使いしやすい高機能なBluetoothメガネ」と捉えるのが正解です。

4. Even G2:視界内表示を試すなら有力候補

Even G2は、文字やナビゲーションを視界内に表示するスマートグラスです。米国Even Realities製で、国内では株式会社Acalieが取り扱い、2026年4月16日からビックカメラとヨドバシカメラで一般販売されています(先行予約は3月19日〜4月15日)。

項目 内容
税込価格 99,800円(充電ケース付き)
視界内表示 対応(緑色文字/解像度640×350/視野角27.5度/輝度1200ニット/60Hz)
重量 約36g
カメラ あえて非搭載
主な機能 会話支援、テレプロンプター、AI提案、ライブ翻訳、ナビ、リマインダー
度付き対応 購入後に認定メガネ店で相談可能
別売 操作リング Even R1(41,800円)

Even G2最大の特徴は、カメラを搭載していないことです。プライバシーへの抵抗感が少なく、商談や会議でも使いやすい設計で、日本人の頭型を意識して10万人以上の3D頭部形状データから設計されています。映像は周囲からは見えず、装着者だけが緑色の情報を確認できます。

「テレプロンプター」は、視界に原稿を表示する機能です。セミナー講師、司会者、営業担当者など、原稿を見ながら自然に話したい人に向いています。私のように人前で話す機会が多い仕事には刺さる機能です。展示は東京のビックカメラAKIBA店・名古屋ゲートタワー店、ヨドバシAKIBA・梅田などで順次行われており、購入前に実物を試したほうがよいでしょう。海外レビューでは接続やソフトの不安定さも指摘されているため、文字の見え方や操作性は実機で必ず確認してください。

5. SABERA:鯖江発、応援購入1.4億円突破の本命ダークホース

「鯖江のクラウドファンディングで1億円を超えた」と話題になっているのがSABERA(サベラ)です。福井県鯖江市のjig.jp(東証グロース:5244)が、鯖江の老舗眼鏡メーカー・ボストンクラブのデザイン力と、CellidのAR光学技術を融合して開発した視界内表示型スマート眼鏡です。ブランド名は鯖江(SABAE)と新時代(ERA)を掛け合わせたものです。

Makuakeでの先行販売は2026年4月20日に開始。初日で4,500万円超、2日間で6,000万円・800名、5月9日には総額1億円・1,400名を突破しました。さらに6月11日時点では応援購入総額が約1億4,000万円、サポーター数2,000名を突破しており、勢いは加速しています。先行販売価格は92,400円、Makuakeでは最大30%オフの64,990円から。一般販売は2026年7月以降を予定しています。

項目 内容
先行販売価格 92,400円(Makuake最大30%オフ 64,990円〜)
一般販売 2026年7月以降を予定
視界内表示 右目に1つ(Green Micro LED/640×480/視野角30度/60Hz)
重量 約37g
カメラ 非搭載
スピーカー 非搭載(マイク2つ・タッチセンサー1つを搭載)
主な機能 翻訳、文字起こし、AI要約、原稿表示、通知、ナビ、AI質問
対応スマホ iPhone、Android
度付き対応 近視・乱視に対応(別料金)
遠視・遠近両用 現時点では非対応

SABERAはGoogle Mapアプリと連携して進行方向を視界に表示できます。外国語会話のリアルタイム字幕化、会議の文字起こしとAI要約、講演原稿の自動スクロールにも対応します。カメラをあえて外し、マイク入力を中心にした設計で、周囲への配慮・軽量化・バッテリー消費の抑制を両立しています。

度付きレンズの注意点:近視と乱視を合わせて0.00から−6.00まで対応します。遠視や遠近両用は現時点では非対応で、公式提携店またはオンラインで別途注文する方式です。

「鯖江製」という表現について:設計・品質管理・ソフトウェア開発は日本発ですが、部品製造や組み立ての一部には海外拠点も使われています。すべての部品が福井県内で作られた製品という意味ではない点は、正確に理解しておきましょう。

評価:SABERAは、現時点で最も「仕事で使う場面」を具体的に想像できる国内製品です。講演、商談、海外対応、議事録、出張時の道案内では、カメラ付きグラスよりも実務的だと感じます。中小企業診断士として商談や研修に持ち込むなら、私が最も試したい1本です。ただし現状は先行購入段階。完成品を店頭で十分比較してから買いたい人は、一般流通と実機展示が充実するまで待つ判断も妥当です。なお6月20〜21日には鯖江商工会議所で体験会も予定されており、北陸圏の方は実機を触る好機です。

6. Halliday:軽さが魅力の視界内表示型グラス

Hallidayは、視野の右上に小さな情報画面を表示するスマートグラスです。網膜投影方式を採用し、リアルタイム翻訳・通知・AI支援などに対応します。重量は28.5g、最大駆動時間は12時間とされ、視界内表示型のなかでは際立って軽量です。

国内公式サイトでは通常価格88,000円、期間限定価格67,890円と掲載されていますが、調査時点では売り切れ表示でした。度付きレンズは一般の眼鏡店で交換できるほか、JUN GINZAでは単焦点・遠近両用・調光・カラーレンズなどを注文できます。

評価:軽さと遠近両用への対応しやすさは大きな魅力です。ただし家電量販店で試着してすぐ持ち帰れる製品ではありません。在庫・サポート・日本語アプリの使い勝手を確認してから注文するのが安全です。

7. Rokid スマートAIグラス:全部入りだが一般販売待ち

Rokid スマートAIグラスは、ディスプレイ・カメラ・音声・翻訳・ナビ・AI質問をまとめて搭載した多機能型です。視界内表示型の「全部入り」を狙った製品と言えます。

項目 内容
視界内表示 両目対応
カメラ 1,200万画素
主な機能 翻訳、撮影、AI画像認識、ナビ、議事録
度付き対応 専用フレーム+別途レンズ作成で対応
一般販売予定価格 税込109,890円
国内状況 Makuake先行販売は2026年5月30日に終了

評価:写真も撮りたい、文字も視界に出したい、翻訳も使いたい——という欲張りなニーズには魅力的です。ただし多機能になるほど重量・バッテリー・アプリ安定性・操作の複雑さが課題になります。機能表だけで決めず、国内サポート体制と実機レビューを確認してから購入すべき製品です。一般販売の流通が整うのを待つ段階にあります。

8. XREAL One Pro:パソコン作業や動画視聴向けの「別枠」

XREAL One Proは税込84,980円で国内公式ショップから購入できる、ウェアラブルモニター型のARグラスです。スマホ・パソコン・ゲーム機につなぎ、目の前に大画面を表示します。同分野ではVITUREも国内販売しています。

評価:出張先でノートPC画面を大きくしたい、飛行機や新幹線で映画を見たい、ゲームを大画面で楽しみたい、という目的には最適です。ただしLinse・Even G2・SABERAとは用途がまったく異なり、普通の眼鏡として一日中かける製品ではありません。AIアシスタント付きの日常メガネを探しているなら、これは「別枠」として考えてください。

海外発・今後注目すべき製品

9. Samsung・Googleのインテリジェントアイウェア

GoogleとSamsungは、2026年5月のGoogle I/O 2026で、Gentle MonsterとWarby Parkerのデザインを採用した新しいインテリジェントアイウェアを正式発表しました。Android XRプラットフォームとGeminiを搭載し、スマホのコンパニオンデバイスとして機能します。

「Hey Google」と呼びかけるかフレームをタップしてGeminiを起動し、音声ナビゲーション、近隣店舗の提案、テイクアウト注文、メッセージ要約、カレンダー登録、リアルタイム通訳、看板・メニューの翻訳、写真撮影などを行います。Gentle Monsterはファッション性の高い大胆なデザイン、Warby Parkerは落ち着いたクラシックなデザインを担当。ディスプレイ付き/なしの2系統が用意され、いずれも幅広い度数の度付きレンズに対応するとされています(Metaのディスプレイ搭載モデルが度付き非対応なのと対照的です)。

日本発売について:最初のコレクションは2026年秋に一部市場で発売予定ですが、日本向けの発売日・価格・販売店・度付き対応はまだ正式発表されていません。「まもなく日本で買える」とまでは断言できない段階です。続報はSamsungが7月に開催する「Unpacked」で出る見通しです。

評価:Androidスマホ、Googleカレンダー、Google Map、Geminiを日常的に使う人にとっては、最も重要な将来候補です。Ray-Ban Metaを今すぐ買うか、Google・Samsung陣営を待つか——これは2026年後半の大きな分かれ道になりそうです。

10. Solos AirGo V2:海外では買えるAIカメラグラス

Solos AirGo V2は海外販売されているカメラ付きAIグラスで、価格は299ドルからとされています。1,600万画素カメラ、動画撮影、ライブ映像、翻訳、物体認識、AI質問に対応し、ChatGPT・Claude・Gemini・DeepSeekなど複数のAIを使い分ける構想も示されています。

評価:機能は魅力的ですが、国内の正規販売・度付きレンズ・保証・日本語アプリのサポートを重視するなら慎重に判断すべきです。海外通販や英語アプリに抵抗がない人向けの製品です。

見落としがちな最重要ポイント:度付きレンズの「対応方法」は製品ごとに別物

「Ray-Ban Metaを買った私」が、あえてMeta以外のスマートグラスを本気で調べた理由

メガネ利用者にとって、ここがいちばんの落とし穴です。「度付き対応」とひと口に言っても、その意味は製品によって大きく異なります。買ってから「自分の度数では作れなかった」では遅いので、購入前に必ず確認しましょう。

対応方法 製品例 特徴
眼鏡チェーンの店舗で注文 Linse、Linse Lite、HUAWEI Eyewear 2 一般利用者には最も安心
認定店で購入後に相談 Even G2 購入前に認定店を確認
公式提携店またはオンライン注文 SABERA 対応度数に制限あり(遠近両用は非対応)
一般眼鏡店でレンズ交換 DPVR G1、Halliday 店舗が加工を受け付けるか事前確認
専用フレームに度付きレンズを作成 Rokid、XREALなど 本体価格とは別に費用が必要

購入前のチェックリストとして、次の6点を必ず確認してください。

  • 近視・乱視・遠視のどこまで対応するか
  • 遠近両用レンズを選べるか
  • 強い度数でも作成可能か
  • レンズ交換後もメーカー保証が維持されるか
  • 鼻パッドやツルの調整を近隣店舗で依頼できるか
  • 修理時にレンズを再利用できるか

結局どれを選ぶ?タイプ別の最終結論

「Ray-Ban Metaを買った私」が、あえてMeta以外のスマートグラスを本気で調べた理由

すぐ買って日常で使いたい

安心感を重視するなら、眼鏡市場のLinseまたはOWNDAYS × HUAWEI Eyewear 2。写真や動画を撮りたいならLinse、電話やWeb会議が中心ならHUAWEI Eyewear 2です。どちらも店頭で試着・調整・度付き相談ができます。

低予算でAIグラスを試したい

DPVR G1なら税込1万円台で撮影・通話・音楽・AI質問・翻訳を体験できます。ただし発売直後で商品説明の表記にも揺れがあるため、「入門用」と割り切るのが賢明です。

ビジネス用途を重視したい

Even G2とSABERAを比較しましょう。すぐ実機を確認して買うならEven G2。講演原稿・議事録・外国語字幕・ナビまで含めて将来性を重視するならSABERAです。中小企業の現場でセミナーや商談に使うことを想定すると、私はSABERAの「視界に原稿と翻訳が出る」体験に最も期待しています。

おしゃれさとAI連携を重視したい

今すぐなら、私も買ったRay-Ban Metaが分かりやすい選択です。急がないなら、Gentle MonsterやWarby Parkerのデザインを採用するSamsung・Google陣営の発表(2026年秋〜、日本展開は未定)を待つ価値があります。

総合評価:私が買ったのはMeta、でも本命はSABERA

metaスマートグラス

冒頭で書いたとおり、私が実際に手に入れたのはRay-Ban Metaです。「今すぐ買えて、普通のメガネとして外出できる完成度」は、現時点で頭ひとつ抜けています。最初の1本としての満足度はかなり高いです。

そして、信頼できる地元のめがね店からの購入できたのが背中を押してくれた理由のひとつです。
金沢市鳴和にある「太陽めがね鳴和店」は正式にメタのスマートグラスを扱っています。ちゃんと度入りのめがねレンズをつけてくれるのがありがたいです。

石川県金沢市の太陽めがね~1級眼鏡作製技能士と認定補聴器技能者が視生活のアドバイザーとして快適なメガネをお作りします - 太陽めがね
金沢市鳴和で生まれた地元のメガネ店。「1級眼鏡作製技能士」と「認定補聴器技能者」が親切丁寧に皆様のお手伝いを行います。

それでも、非Meta製品の中で私が最も注目しているのはSABERAです。理由は機能の多さではありません。カメラを搭載せず、普通の眼鏡に近い見た目を保ちながら、会議・商談・講演・翻訳・ナビという実務用途に焦点を当てているからです。中小企業の現場でAIを「道具」として使うなら、この割り切り方は実に合理的だと感じます。

まとめると、最初の1本として失敗しにくいのは、試着とレンズ調整がしやすいLinseまたはHUAWEI Eyewear 2。視界内表示を体験したいなら、店頭で試せるEven G2から入るのが現実的。そして「仕事で本気で使う」段階に進むなら、SABERAやSamsung・Google勢を見据える——という三段構えが、2026年6月時点での私の結論です。スマートグラスは確実に「ガジェット」から「仕事道具」へと進化し始めています。

※本記事の価格・スペック・販売状況は2026年6月時点の情報です。各製品とも仕様や販売チャネルが頻繁に更新されるため、購入前に必ず公式サイトや店舗で最新情報をご確認ください。

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