金沢のいなりうどんはきざんだ油揚げが入っている。大阪ではきざみうどんとよばれているうどんとよく似ている。おおきな油揚げが入っているきつねうどんとも違う。金沢できつねうどんといえば写真のようないなりうどんのことを指す。おとなりの福井県は越前蕎麦で有名、蕎麦文化の地域だが、金沢および石川県は全般的に蕎麦よりもうどん文化の地域である。
関東の蕎麦文化なら関西がうどん文化だろう。東京対大阪のように語られることもある。
しかし、蕎麦もうどんも麺類みな兄弟。
遠田は蕎麦好きだがうどんも好きだ。寒い日はあたたかいうどんが恋しくなる。
氷見うどんを釜揚げで食べた。だしは別で、つけ麺。
氷見うどんは、富山県氷見市周辺の郷土料理で、細麺ながら強いコシと粘りが特徴だ。秋田の稲庭うどんに近い食感だが、麺は白く透き通るようにきれい。氷見うどんの製法は昔ながらの手延べで、ルーツは石川県の輪島で当時盛んだった素麺の製法を応用したものだと言われている。
氷見うどんのルーツは能登半島輪島。輪島は室町時代よりそうめん産地として栄え、江戸時代には加賀藩御用達の「白髪素麺」を作っていた。今ではそうめんは作っていないが、その技法が輪島の塩せんべいに転用されたり、氷見うどんのルーツになったりしている。七尾のいしり亭では、そのいわれから氷見うどんを提供している。
本格さぬきのしょうゆうどんが石川県内でも食べられるようになっている。金沢の粉太製麺と七尾のはた坊だ。この2店のしょうゆうどんはおすすめだ。暑い夏、冷たいしょうゆうどんを食べ比べるのもいい。
石川県七尾市のさぬきうどん人気店「はた坊」では、おみやげ生うどんを扱うようになった。このおみやげ生うどんは生麺2人前が400円、だし1人前が100円と別売り。ベジタリアン向けにだしが別になっているのがうれしい。しょうゆうどん派の遠田としては、普通なら「だし無し」で購入するがこの日はだしつきで購入。
さて、昨日は20位。今日は何位かな?⇒
さぬきうどん「はた坊」は本場讃岐からやってきた七尾市の本格的なさぬきうどん店。ベジタリアンのおすすめは、しょうゆうどん。釜あげしたうどんを冷やし、大根おろし、すだち、しょうゆ適量でいただくシンプルなうどん。気候が春めいて暖かくなってきたので冷たいうどんがうまい。はた坊は七尾市の法務局近く。
さて、昨日は20位。今日は何位かな?⇒
七尾の人気うどん店「はた坊」。本場のさぬきうどんが食べられると評判だ。「はた坊」の前身は香川県・三野町にあった「あさひうどん」。讃岐のうどんをそのまま能登に持ってきたというはた坊。店内にはグランドピアノが置いてある。さぬきうどん、コーヒー、手作りスイーツ、ジャズピアノ、ライブ…。「カフェモリタート」と併設で楽しいミスマッチが楽しめる粋な店が、さぬきうどんのはた坊だ。
さて、昨日は35位。今日は何位かな?⇒
粉太製麺。金沢で味わえる本格的なさぬきうどんの店として平成17年に中央市場にオープン。最近人気が急上昇。粉太製麺は「こたせいめん」と読む。その名の通り、小麦粉から太いうどんの麺を打つ自家製麺。中央市場店の2階で製麺し、1階の店でうどんを提供している。毎日行列ができるさぬきうどんの店。
さて、昨日は20位。今日は何位かな?⇒
いなりうどん。麺が太くて長いのに驚いた。手打ちの讃岐うどんらしいうどんだ。この店は白山市明島町の大通り沿いにある「こう泉」。こう泉のご主人は讃岐うどん本場香川県で修行をしてきたそうだ。なんでもヤンキース松井選手のご親戚とか…。
さて、昨日は23位。今日は何位かな?⇒