うちは稲作農家が作っているお米をその農家から直接購入しています。毎月ほぼ一定量を届けてもらい、代金は銀行引き落としにしています。平成初期のころからずっとこの形態でお米を調達してきています。これって今はやりのサブスクリプションモデルですね。
さて、これまでは白米を購入していましたが、今秋の新米時期からは玄米にしようかなと思い、その農家にリクエストしたら、なんと玄米の複数サンプルが入っていました。
ごはんお米玄米
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今年の石川県のお米は作柄がよさそうだ。北陸農政局のWEBサイトにはまだ9月の作柄は発表されていなかいが、8月末発表のデータは「やや良(作況指数102~105)」だった。県内の農家から稲の収穫情報が寄せられている。早場米のハナエチゼンやひとめぼれは8月に収穫しており、遅めの収穫となるコシヒカリも続々と新米が出荷されるようになってきた。
我が家でも9月終盤に入りお米が新米に変わった。今年のお米は作柄がよいこともあり、おいしいと家族からの評判もよい。私もコシヒカリやひとめぼれなどの品種の新米を食べてみた。やはり新米はみずみずしくてフレッシュな感じがする。
甘酒は酒ではない。「酒」という文字があるので紛らわしいが甘酒はアルコール分1%未満の清涼飲料水である。原料は基本的に米と糀。だから清酒を作る原料とほぼ同じ。(清酒の場合は米と糀と酵母を入れるが、甘酒には酵母は入れない。酵母を入れるとブドウ糖を酵母が分解してアルコールが作られる)
なぜ甘酒に「酒」の文字が入るのかを調べてみると諸説あるが「造り酒屋が清酒造りの傍らに作っていたから」というのが理由らしい。
甘酒には砂糖が入っていない。昔から甘酒は甘味料だったが、その甘みは砂糖ではない。甘酒の甘みはお米のデンプンを糀が分解してできたブドウ糖である。ブドウ糖といえば点滴にも使われるため、甘酒のことを「飲む点滴」という。赤ちゃんの離乳食にも適しているといわれている。甘酒は自然の甘みで栄養価も高い健康食品なのである。
スマートホン程度の重さの携帯お米はスマートライスといえばいいのだろうか。1合(150グラム)を真空パックにしてあり、郵便の封筒にすっぽり入る大きさで厚みは1センチ以下、iPhoneより軽い。スーツの上着内ポケットにもすっぽり入りる手軽さである。
このお米は「ばんばの夢ごこち一合パック」。そのままメール便でも送ることができるので「オコメール」という名称だ。石川県のコメ農家で日本農業大賞も受賞しているばんばさんが新発売したユニークなお米である。お米の品種は夢ごこち。夢ごこちは数あるお米の品種の中でもとくに食味がよいプレミアム米だが、農家が作りにくいためものすごく希少品種になっている。なんと日本中のお米の量では0.03%程度しか夢ごこちが作られていない。そのため「夢ごこちというお米は聞いたことがない」という消費者も多いはずだ。
新米の季節となり、ご飯がおいしい。この秋の新米では、お米作り農家ばんばさんの「ひとめぼれ」「こしひかり」の白米を食べた。どれも固有の特徴があっておいしいお米である。そしてもっと楽しみなのは「夢ごこち」。夢ごこちはコシヒカリよりももっちりしたお米で、食感はミルキークイーン以上の粘り気があってもちもちのおいしさ。玄米は品種にこだわって選ぶとよい。
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この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
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