かほく市高松地区の特産品である「紋平柿(もんべいがき)」をいただいた。秋の収穫のおすそわけに感謝である。さて、紋平柿をはじめ日本の柿はほとんどが渋柿で、そのまま食べられる甘柿はほとんどない。渋柿を食べるためには「脱渋(だつじゅう)」という渋みを抜く処理が必要である。ただし、脱渋といっても渋みの原因であるタンニンが無くなってしまうわけではない。脱渋処理をすると柿の果肉にあるタンニンが液体に溶け出さなくなるため、人間の味覚としては渋みが感じられなくなるということのようだ。タンニンはポリフェノールの一種で、健康に役立つ抗酸化作用があるといわれている。
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柿は秋の果物である。子供のころ、柿といえば裏庭にある柿の木になっていて、柿の木に登ると枝が折れて木から落ちたという経験を思い出す。今では自宅に柿の木はないが、ご近所や知り合いから柿のおすそ分けをいただくことがある。しげしげと柿を見ると子供のころ、外で遊んでいた秋の夕暮れを思い出す。
民家の軒先で柿を吊るしている光景を見ると秋の深まりを感じる。写真はマメジン仲間のお宅の納屋の軒先。きれいにむいて渋柿をつってあった。実は日本の柿は大部分が渋柿。そのままでは渋くて食べられない。干したりアルコール脱渋をすることで甘い柿に変身する。
遠田の地元かほく市の高松地区には紋平柿(もんべいがき)という品種がある。渋柿だがさらしたものは甘くてなめらかな食感でおいしい。
東京駅前の丸ビルの地下に千疋屋がある。高級フルーツ販売で有名なお店だ。今日のウィンドーには愛知産次郎柿が1個2100円とあった。1個の値段だから、遠田家など家族分を買うと5個で10500円となる。さすがの値段。自家消費用として買うことはなさそうな金額である。
さて、千疋屋をWEB検索すると3つの会社がある。これはどう違うのか、それとも同じなのか...。
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この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
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