Windows7のサポート終了は2020年1月14日。あと2日に迫っている。さすがに新しいPCの準備を終えている方が大多数だと思われる。
ところで、残ったWindows7パソコンの処分はどうするのか?低スペックマシンであればそのまま廃棄とするのが妥当だろうが、それなりの高スペックマシンなら、Windows10にアップデートすれば再利用が可能である。
Windows7をWindows10にアップデートする方法
Windows7をWindows10にアップデートする方法は以下の3つのステップを実施するだけである。
1.マイクロソフトのサイトから「MediaCreationTool1909.exe」をダウンロードする
2.「MediaCreationTool1909.exe」を実行する
3.画面の指示に従い設定を続ける
「MediaCreationTool1909.exe」はマイクロソフトの「Windows 10 のダウンロード」というページから取得できる。
※最新版を確認すると「MediaCreationTool1809.exe」ではなく「MediaCreationTool1909.exe」にアップデートされていたので修正した。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
「ツールを今すぐダウンロード」をクリックする。
PCによっては追加の処理が必要だが、これまで何台かアップデートしたがほぼ同様の手順でアップデートできた。
アップデートにはそれなりに時間がかかる。前回のアップデートは半日程度だったが、レッツノートをアップデートしたときはトラブル対応を含めると数日かかった。時間に余裕があるときしかできないだろう。
だめもとで、Windows7のPCをWindows10にアップデートしてみるなら、今日明日の連休が最後のチャンスである。
▼パナソニックのレッツノートをアップデートした例
https://dm2.co.jp/2019/12/pcos710.html
▼HPの低スペックPCをアップデートした例
https://dm2.co.jp/2019/12/pcos710.html
また、Windows10にアップグレードが可能なのはインテルならば第3世代以降の新しいCPUだけである。古いCPUではアップグレード不可なのでご注意を。
参考までに。
パソコンは特需後の冷え込み期に突入
なお、昨年はWindows7問題で新PCに買い換えるニーズで、PC市場はかなり潤ったようである。
しかし、今年(2020年)は一転して、特需後の冷え込み期に入るため、PCメーカーや部品メーカーなどは売上が急減することが予想されている。
今年は東京オリンピック開催があるものの、その後の景気冷え込みが心配されているが、どのような一年になるのだろうか。